データ復旧 | 超小集団活動?おれのあたまの中見える化!!日記

データ復旧

昨日サンデープロジェクトを見ていたのですが、自民党、民主党の議員が

年金問題について議論していました。自民党は大村ひであき議員だったのですが

まあ、平常心では聞いていられないって感じの論調です。今国民が知りたいこと

不安を抱いていることが何か?それを理解しているのかを疑いたくなるほどです。

矛先を変えようと、必死で民主党の復旧案を攻めておりましたが、多分そんな事は

誰も興味がなかったのではないでしょうか?


そもそもその復旧案についても、どう考えても民主党の話の方が正解って思います。

大村議員の話からの想像ですが、5,000万件を既存データから復旧するという方向が

自民党案って感じでした。そして民主党案は紙に戻って一からチェックするという

方向性のようです。大村議員は民主党案は実現性がないとか専門家に聞いたのか?

などと言っていましたが、システム屋の私としては、多少でもシステムに携わっている

人間なら、10人中9人は民主党案を支持すると思います。


例えば我々が作ったシステムに不具合が発覚しデータの信憑性が疑わしくなり、

復旧が必要となった場合、入力票に立ち返り再入力を行うという判断は基本と

考えます。それを行うか行わないかの判断は、費やすコストのパフォーマンス

以外はないと考えます。例えば100人投入して1週間で1人あたり500件復旧すると

考えた場合、1週間で50,000件の処置が行えます。この程度ならば、我々の日常業務

でも十分に考えられる範疇です。今回のケースだとこれの1000倍って事ですよね。

国家規模での対応と考えればそんなたいした数字でもない気がするのですが。

要はコストパフォーマンスです。人海戦術での復旧のコスト試算も当然行って

いるかとは思いますが、その結果コストパフォーマンスが悪いと判断したとしか

思えません。国民にこれだけの不安を与えておいてコストパフォーマンスが

悪いって話もないように思えますが、どうなんでしょうね。参院選も近いなか、

自民党ももう少し気の利いた人をテレビにだした方が良いと思います。

私の知り合いも公明党関係者で、最近選挙前という事もあり、自公の応援に

忙しそうな様子ですが、こんなことやられてたんじゃほんと気の毒です。