旅の記憶‐子供たちの笑顔‐ | ecollabo~流木屋~

旅の記憶‐子供たちの笑顔‐

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穴あきのボロセーターを着て、満面の笑顔でほほ笑む少年。

水を汲むサリーの少女。

カゴを背負う少女の大きな瞳。

壁の上に佇む少年。

きれいなワンピースを着て、はにかむ少女。

‥‥‥

インドに生きる子供たちの笑顔には、一目で魅了されます。

生き様を見透かされそうな、大きな瞳。

屈託のない笑顔。

つよく、たくましく、しなやかに日々を生きているその姿に、大きな愛情があるのを感じます。

親のある子もない子も、親族や周囲の人々から見守られ、兄弟姉妹を大切にし、隣人と日々の喜びを分かち合いながら生きている‥

ブッダの国の教えでしょうか。

少し前の日本もそうだったのだと思います。母が教えてくれた、幼い頃の話‥

「ちょっと!バイク屋さーん、また、あんたんトコの娘が5円持って、おでん買いに来たよー」

そのたびに、母は慌てて迎えに走ったそうです‥「恥ずかしかったわ」と笑っていました。

おでん屋さん以外にも、そんな(5円以外の‥)やりとりがしょっちゅうあったことは今でも覚えています。

親戚はいなかったけれど、漁港のある片田舎で、お針子さんだった母と、バイク修理工の父のまわりにはいつも人の出入りがありにぎやかでした。

子供らしい毎日を過ごせたのは両親のおかげ。心から感謝しています。

すべての“お母さん”へ。

~ありがとう~

毎日が、大切な母の日、父の日、子供の日でありますように。