彼の誕生日から連絡を取らなくなって、半年以上が経過した。
自分の意思で決めたこと。というよりは、すーっと連絡を取りたいという気持ちを失った。
きっと彼もそうだった。
それからは彼の事を考えることがあっても、ちっとも戻りたいなんて思っていなかった。
先日、元彼から突然連絡が来た。
「特に何もない」なんていいながら、色んなことを話し始めた。
私と会いたいということ。変わらず好きだということ。他の人ではまったくダメだということ。
そしてまたご飯でも行こうという彼に、気乗りしない返事。。
それに対して、「また電話する」と言って、最後に「入籍した」と一言。(結局それが報告したかったのね。)
結婚相手はもちろんわかっている。
いつからか、そんな予感もしてた。
だからこそ、私はまったく驚かなかったし、本当によかった。おめでとうって思った。
別に突然彼が二股をかけたわけではない。
私と付き合っていた時に、既に2年付き合っている彼女がいたのだ。
彼と付き合うことになって、しばらくしてそれを聞かされた。
私は、それでも続けることを選んだ。
彼は全てを話してくれる。いつもそうだった。
大切にしているのは、本当に会いたいと思うのは、彼女と私だけだと。
普通こんなこと言われたら、「は?」と思うけど、私はそれが嬉しかった。
それで彼のバランスが保てるなら、それが良いと思った。
彼はモテた。それなりに理由があった。
遊ぶ相手には困らない。
一般的に言う、カラダの浮気を浮気とするのではなく、心が移ってしまうことを浮気と言った。
私にはいつも「浮気をするな。1度だけのカラダの関係は許す」なんて言ってた。
それを、ゆがんでるという友達がいた。当然だ。普通の人ではない。
でも、私は誰がなんと言おうと、彼のことを愛していた。2年という短い年月だったけど、自分の腹に落ちるまでは、彼との関係を壊したくなかった。