金曜電信 vol.97【審判2】 | toeの占星術的視点

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私は1999から西洋占星術に関わっています。リーディングでは、その経験の中で見えてきた各テキストの解釈の裏にある共通点のようなものを大切にしています。このブログでは、その視点による占星術の記事を紹介していきます。



【審判2】


先週は気づいたら、金曜日が過ぎていました。おかげ様で【ココナラ】のサービスが忙しくて、その対応に夢中で、記事の投稿失念した次第です。


一週空いてしまいましたが、気を取り直して【金曜電信】再開させて頂きます。


では、審判の絵柄『雲の切れ間からラッパを吹く天使の下、老人と女性が見つめる棺から後ろ向きの人物が蘇る』を読み解いて、ヘリオ水星の意味を掘り下げてみましょう。


絵柄の老人は過去を、女性は未来(可能性)を比喩していて、この2人によって葬られた『今』は天使のラッパを契機に蘇生したのです。


天使は【タロット太陽】の化身であり、太陽の役割である『新世界の原動力、創造と生命力の源』を人格化した姿を表しています。


後ろ向きであることは、『今』カードをめくった、もしくは見つめる、あなたの『今』に同化します。


新世界の生命力に生まれ変わるカードが【審判】です。


この解釈からヘリオ水星の『己を新生に保ち、今に集中する生き方』としての役割が分かるのです。




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