金曜電信 vol.76 【運命の輪】 | toeの占星術的視点

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私は1999から西洋占星術に関わっています。リーディングでは、その経験の中で見えてきた各テキストの解釈の裏にある共通点のようなものを大切にしています。このブログでは、その視点による占星術の記事を紹介していきます。



【運命の輪】


『運命の輪』カードNo.10
意味:転換期、機会、変化、結果、出会い、解決、運命、別れ、アクシデント
ヘリオ惑星:冥王星


『運命の輪』はカードNo10です。ここでは太陽からの分化のプロセス10番目に位置する『冥王星』に当てはめてカードを読み解きます。10という数字は秘数字では『1+0=1』となり、9を区切りとして『新しいスタート』の意味があります。


10は偶数なので、奇数1のような独立して成り立つ力はありませんが、反対に1のような割り切れなさからスタートすることはありません。偶数である10は環境の力と結びつき具体的な形に落とし込まれてスタートします。つまり生かす場所がある状態から始まる訳です、その分活躍の場や結果は限定されます。


しかし、今回はヘリオセントリックの惑星を読み解くためにタロットカードを用いているので、単純に『限定的な結果に至る安定した活動の開始』とは解釈せずに、ヘリオ海王星を表す【隠者】からの流れで『ヘリオ冥王星を表す運命の輪』を解釈してみましょう。


前回【隠者2】で『冥王星』を入り口にして太陽系内に流入してくるのは『霊魂』だと紹介しましました。霊魂は誤解が生じ易い表現なので【占星術と霊魂】【霊魂という表現】という過去記事を、お読み頂けると本記事の理解の参考になると思います。


冥王星を接点に『霊魂と交流した太陽』は分化の仕組みによって、惑星を依り代に霊魂が分化する筋道を設けます。これにより霊と分化した魂は太陽系内に、つまり地上に落とし込まれるのです。10の数字の意味がもつ『環境の力と結びつき具体的な形に落とし込まれてスタート』とは、ヘリオ冥王星を解釈する場合には『魂が肉体を得て、地上に誕生する』ことを表しています。


『運命の輪』からはヘリオ冥王星の『己の魂に触れて、自分の本質が時代や社会、生死の枠を超えていることを知覚する』役割が読み解けます。また霊魂の立場から見ればヘリオ冥王星は『太陽系内に存在するための最初の分化』を担っているのです。


ヘリオ冥王星が取り入れる『霊魂』の太陽系内での在り方『地上での魂の働き』を、運命の輪の『霊魂を象徴する輪にしがみつく、幾つかの異なる地上での姿』の絵柄が表しています。





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