金曜電信 vol.54 【10ハウス】 | toeの占星術的視点

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私は1999から西洋占星術に関わっています。リーディングでは、その経験の中で見えてきた各テキストの解釈の裏にある共通点のようなものを大切にしています。このブログでは、その視点による占星術の記事を紹介していきます。



【10ハウス】


10ハウスは感受点【MC】から始まるハウスです、一般的に『社会の中での活動、地位や名誉、目上や父親を意味する』といわれています。


魂はASCの生命力を失うと地上から弾かれてしまいます。これは魂が地上で暮らしている時は常に地上の圧力を受けているということです。


その圧力が最大になる感受点がMCです。つまりMCは魂が地上(環境)の圧力に最も耐えている、または抵抗している時の生命力を表示しています。


MCは一般的には、社会で達成すべき目標や社会での成功のイメージを表示すると言われています。これは解釈が人間社会に偏った見方で、本来は魂が地上の圧力に打ち勝とうと克服していく姿を表示していて、結果として社会での成功や目標達成に繋がっているのです。なのでMCだけを切り取って、魂の使命と決めつけるのは適当ではありません。


これまでのハウスの流れによってMCは、魂が地上の圧力に抵抗する強さを身につけたと考えてもいいでしょう。ASCから見れば環境の中で生き抜くために『変化した自分』という訳です。


9ハウスで、今まで自分には必要がなかった知識や技術を学習しました。10ハウスは、その学習成果を自分のものとして実践する場所や、機会を意味しています。


MCは社会的で一見開かれた印象を与えます。しかしMCだけに拘り、ASC、IC、DESが抜け落ちてしまえば、結局は『小さい自己』となってしまいます。


DESから続く『もう一人の自分』というテーマの解決の選択によって、MCの意味も変わってしまうのです。


『自分の鏡としての他者』としてMCを捉えている時は、社会の中で自分の考えや能力を表現したいという『社会に自分をアッピールする衝動』として表出します。これを天職と呼びます。



『異物としての他者』としてMCを捉えている時は、自分が社会の中で成功者としてイメージする姿を『体現する他者』に依存します。これは目標として機能することもあれば、その成功者に対しての盲信となることもあります。ちなみここでいう成功者は、実際に社会で成功しているという意味ではありません、それぞれが抱いている成功のイメージは違います。


ホロスコープが示す、可能性をすべて堪能するには、ASC、MC、DES、ICすべてを『自己』として覚知する必要があります。その自己覚知は、サインすべてを包括する『俯瞰視点から理解される役割としての自己』という『大きな自己』に育ちます。





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