金曜電信 vol.21 【エレメント】 | toeの占星術的視点

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私は1999から西洋占星術に関わっています。リーディングでは、その経験の中で見えてきた各テキストの解釈の裏にある共通点のようなものを大切にしています。このブログでは、その視点による占星術の記事を紹介していきます。



【エレメント】


私の占い方法では『ある対象にかかわる、もしくは想像する時に起こる心の働き(感情)』を12分類したのがサインです。


対象それぞれに、心は4段階の推移を繰り返します。その4つをエレメントが表示します。推移の表示は、火が発展、土が頂点、風が衰退、水が忍耐になります。


エレメントの気質をそれぞれ説明すると。
火の気質 陽にして快活、但し拙速
土の気質 大人の風情あり、但し鈍
風の気質 怜悧に長ける、但し冷淡
水の気質 情深く憐憫濃い、但し陰
となります。


エレメントには相乗と相克の関係があります。『火と風』『土と水』の組み合わせは相乗効果の関係にあります。『火と風VS土と水』は相克の関係にあります。この関係はアスペクトのオポジションとスクエアに当てはめて説明されますが、実は少し意味合いに差があります。


アスペクトはホロスコープ上で感受点同士が如何なる角度を形成するかで、感受点同士の関係性から意味が生じるという理論です。360度の円を、1つのサインに30度の割り当てて分割計算します。


アスペクトはゾディアック(ホロスコープに配置された12サインの総称)のカテゴリー、つまりクオリティやエレメントの性質にも落とし込まれていますが、アスペクトの本質は数学的理論なので、エレメントの相乗と相克の関係は二次的な意味合い(補助的説明)が強い解釈になります。


例えば、概ね『しし座』と『いて座』はトラインの関係を形成しますが、『しし座』度数1~5と『いて座』度数25~30(オーブを5~10に設定した場合)スクエアとなり、必ずしもエレメントの関係が同じアスペクトに当てはまる訳ではありません。


とはいえ、エレメントの相乗と相克の関係を知ることはサインの理解の基本ですし、根底には魂と肉体感覚の相克の関係が関わる大切な要素です。次回ももう少しエレメントの説明の続きをします。【エレメント2】