遺伝性乳がん卵巣がん症候群(HBOC)。


以下、自分調べ。

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乳がんに罹る人のうち10%位が遺伝が関係ある遺伝性乳がんらしい。

その遺伝性乳がんの中で多いのが遺伝性乳がん卵巣がん症候群。
遺伝性乳がん卵巣がん症候群(HBOC)に関係する遺伝子がBRCA1とBRCA2。

BRCA1、BRCA2に変異があるかどうかを調べる検査。

検査は採血だけ。

その検査を受ける前にカウンセリングが必要になる。

この検査とカウンセリングを保険を使って受けるには幾つか条件がある。


145歳以下で乳がん発症

260歳以下でトリプルネガティブ乳がん

3両側乳がん

4近親者に乳がんまたは卵巣がんの発症者

5男性乳がん


わたしは1と3に該当。


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カウンセリングに必要だそうで、この日までにわたしの身内の病歴を調べた。


父親と父方祖父→肺癌

母方祖母→肺癌

母方祖父→胃癌

母方おば→食道癌

わたし→胃癌、乳癌


癌の人がこれだけ!


特に母の家族は母以外皆癌で亡くなっている。


当日秘密の小部屋みたいな小さなお部屋でカウンセラーさんと会った。

まずはこの検査がどういうものか、メリットデメリットの説明。

メリットよりデメリットをより強く話してくれた印象だった。確かに凄く難しい問題を含む検査だと思った。

結果によってはわたし個人の問題だけではなくて血の繋がりのある人皆に関係してくる。

弟は?甥っ子姪っ子は?

子どもにも変異があった場合将来結婚相手はどう思うか?あるいは結婚相手の親は?

今までなら「癌家系」って言うぼんやりした表現だったのが検査結果って言う形あるものになる。



病歴を書き込んだ家系図みたいな物も作ってくれた。


肺癌は喫煙が大きく関係してくるので・・・とあまり触れられなかったが消化器系のがんは気になったみたいで少しだけ消化器系の遺伝性がんのお話しもしてくれた。


今回、カウンセリング結果として遺伝性乳がん卵巣がん症候群の可能性は低そうだと言われた。

術式や治療方法の決定の為に受けるのはありらしい。


検査を受けたいと伝えた。

子どもに遺伝している可能性も知りたかったけれど、BRCAに変異があると卵巣がんに罹る確率も高くなる。わたしは子宮(と卵管)を全摘しているので婦人科系のがん検診は受けることがない。要注意で検診を受けた方が良いのか、そこまで神経質にならなくても良いのか知りたかった。


身内にはこう言う検査を受けたとだけ伝えて、今日聞いたメリットデメリットの話もした上でわたしの検査結果が知りたいなら言ってと言おうと思った。