前十字靱帯再建治療日記(6)退院へ向けて~退院前日その1 | つれづれエリア

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5月22日 松葉杖で階段昇降

前日の筋トレの影響で、やっぱり筋肉痛。しかも全身。

いつものPTさんが、前日の方からの引き継ぎで「昨日は結構筋トレしましたー」と報告されていたそうで、午前中は40分間のややゆるめのリハビリ。

午後は1時間20分。階段の昇降練習もすこーし。

・・こ、こわい・・・・。前後にふらつくと転倒の危険があるので、身体全体を真上にスッと上げる(下げる)のが大切なのだが、なかなかうまくいかない。難しいものだ・・。

 

5月23日 青い装具から黒い装具へ

膝の固定が解除され、10°以上曲げられる許可が出る。

若干、自由度は増したが、むくんでいるのでそんなには曲がらない。70°程度。

付近の筋肉も弱っているので、曲げると痛みも出る。

今まで使用していた青い装具は、ここでお役御免。

これは買い取りで、自宅に戻ってからは入浴時に使ってくださいとのこと。

うーん、使うかなぁ・・。中に入っている鉄の部品を外して、洗濯も出来るそうですが・・。

3月から使っている黒い装具。今日からはこれを装着です。
引き渡しの際には約12万円を現金で払った。お高い。
高額医療費の申請をして、後日7割戻ってきましたが。
この装具は膝関節部に、曲げられる角度を設定できる仕掛けがあり、今は10°~FREEまで曲げられるように部品がセットされています。
しかし・・・むくんでいるのでベルトの痕がくっきり残りますね。
でも、だいぶ内出血も消えつつ下がってきた。
 
午後リハの前に両親が来てくれたので、退院前に持って行けそうな荷物を回収してもらう。
リハビリは今日から迎えが来ず、時間になったら自分でリハビリ室へ行くことに。
筋肉マッサージとともに、階段の練習を継続。全然上達しないぞ。なんでこんなにどんくさいんだ、私。
 

5月24日 退院前日

朝、採血。肘の内側から採ろうと試みてくださいましたが、上手く刺さらず結局、手の甲から。

私に、よく見える太い血管を数本ください(切実)。

 

ドレーンが入っていた部分の傷。

右下に水疱が出来ている。黒い装具のバンドが直接当たって擦れて出来た模様。

溜まっている水は綺麗なものだそうだが、破れてしまうとそこから雑菌が入るかもしれないので、自然に消えるまで、透明な防水保護テープを貼ってもらう。

 

午前リハの前に、CTとレントゲン撮影。病室で待機していると呼ばれて、3階の病室から1階の撮影室まで自力で行く。松葉杖がぎこちない。

 

担当PTさんが明日休日ということで、彼にしてもらうリハビリは今日で最後になる。

午後リハはいつものように16:00。

リハビリ室内での指導を一通り終え、院内の階段を昇ってみる。

怖いながらも、支えてもらいながらなんとか踊り場まで昇れた。

下り。指導の通りやっているつもりでも・・・前方に大きくぐらついた。

PTさんがしっかり支えてくれたので転倒はしなかったが、全身に冷や汗が出た。

怖かった・・・。

 

なんとか下りきって、リハビリ室前の待ち合い椅子に座ると、なんだか涙が出てきた。

全然上達しない自分が悔しい。毎日指導してくださったPTさんに申し訳ない・・・。

そんな気持ちだったのかなぁ・・。

落ち着いてから部屋に戻り、担当PTさんのリハビリは終了。

少ししてからPTさんが、松葉杖貸出の書類を持ってきてくれた。

「僕の指導が未熟ですいません・・」と仰っていました。

そんなことはありません。私が飲み込み悪いだけです。

本当にどうもありがとうございました。