いつも通りに家を出た。
同じ信号にひっかかり、
同じような時刻に
会社に着くと思っていた。
だが、俺は雪の積もった市街地を侮っていた。
まず、渋滞。
もともと混雑する交差点Aがあり、
どうしてもそこを通過しなければならないのだが、
その交差点の2つ前の交差点くらいから
車列ができていた。
おそらく雪のためにいつもより早めに出てきた人と
タイミングが被ってしまったのだろう。
信号が青に変わる。
動かない。
信号が赤に変わる。
前の車が動き出す。
もう赤だよ！何やってんの！
結局車列に合流してから
交差点Aを抜けるのに15分(いつもの倍)かかってしまった。
今日はマジで遅刻するかと思った。
次に、凍ったわだち。
雪の積もった道路を車が通ると
タイヤの跡がついてわだちになる。
だが、困ったことにそのわだちが
やたら凸凹していてしかも凍ってカチカチになっている。
こうなると非常にまずい。
そこで止まってしまえばタイヤが空回りして
立ち往生することは間違いなく、
凸凹しているから突き進んでも
車にダメージを与えかねない。
今朝は一箇所だけひどいわだちのところがあった。
ラリーにでも出てるかのような振動だった。
遅刻寸前に会社の駐車場へ着いた。
！？
駐車スペースが雪で埋もれている･･･
車が通路上で止まっている。
これはつまり除雪の始まりである。
停めるスペースがないので除雪して
スペースを作らなければならない。
仕事どころではない。
結局今日仕事を始めたのは
8時10分業務開始のところ9時からだった。
朝から汗かいちゃって疲れた。ふぅ。
明日は大丈夫なのか･･･？