1月末にシンガポール市街地コースの改修に関する
ニュースがあった。
コース改修内容を簡単に書くと
1. 1コーナーのR低減
2. ラッフルズブルバード(5~7コーナー)の路面の凹凸をなくす
3. 13コーナーのR増加と14コーナー(ラッフルズリンクの裏)のR低減
これらはオーバーテイクを増加させるための改修である。
先週末に、録画した2008シンガポールGP決勝を見なおしていたが
ラッフルズブルバードを走っているときにマシンが上下
に揺れているのが改めてわかった。これはひどい。
また、1コーナーから3コーナーにかけて
レコードラインが結構直線的で、
ホームストレートから1コーナーにかけてのラインは
45度ほど左に曲がるラインになっている。
そりゃスピード落ちないわ。
本来コースを設計したチームアデレードは、
オーバーテイクポイントとして1、7、14コーナーを
挙げていたが、実際にオーバーテイクが行われたのは
ほとんど7コーナーであった。
今年は空力学的規約の変更により
前車への接近が容易になったはずなので、
これらのポイントでのオーバーテイクを見たい。
あと、もうひとつ。
昨年のレースはアロンソが優勝したが、
フィニッシュタイムが1時間57分だった。
最近のテスト結果を見る限り2009年モデルは
2008年モデルよりタイム的に遅いので(開発途上
という理由はあるかもしれないが)
2回セーフティーカーが出れば
ドライコンディションでも2時間レースになるかも。
(もしそうなれば、翌年からレース距離短縮)
個人的にシンガポールはモナコ同様
レース距離を短縮すべきではないかと思う。