何故言えないのか・・・ | 竹内太司朗オフィシャルブログ Powered by Ameba

何故言えないのか・・・

皆様、こんばんは!

 

本日は決算特別委員会の3日目でした。

 

20時まで続いた長い委員会でした。

 

私は委員ではなく傍聴です。

 

長い委員会と言っても

 

今日も何故か、なるほどという感じの議論が少なかったです・・・

 

というよりも、その計算はおかしくない?と思ったこともありました。

 

老人福祉センター費についてです。

 

利用者一人当たり、どのくらいのお金がかかっているのかということを聞きたかったらしいですが・・・

 

普通、そういう計算をする場合は、

 

全体の費用÷利用している人の数

 

で出せると思います・・・

 

しかし何故か

 

全体の費用から人権費をマイナスして、述べ利用者数で割り算をするとどうなるのかという

 

問いかけ・・・

 

その計算をすると、何を求めたいのかさっぱりわからなくなります。

 

人権費をマイナスせずに、全体の費用から「述べ」利用者数で割ったとしても

 

一人当たりではなく、一回にいくらかかるかという答えしかでません。

 

この計算をすると、まるで、一人が一回利用するお金はたいしたことないでしょという錯覚に陥ります。

 

一人が独占し、何百回利用したとしても、別々の人として数えられるわけです。

 

ある特定の方々しか利用しない施設も問題になっているのに

 

これでは解決できません。

 

しかも人権費をマイナスしてから割り算をするという・・・

 

そうすると、答えは少ない金額となってしまうのでは当然・・・

 

ブログで上手く説明できないほど、よくわからない計算方法・・・

 

職員の方々も気付いたら、議員の言うとおりに答えるのではなく

 

「それは違います」

 

とはっきりと言えば良いのではないでしょうか。

 

政治・経済を考えるにあたって見解の相違などは当然存在します。

 

でも、わざわざ議員にあわせて、何でもかんでも言われる通り答えることは

 

全く意味がありません・・・。

 

議論するにあたって、誘導尋問のように、間違った方向や自分が議論しやすい方向にもっていく方法はあるでしょう。

 

でも、そこを見抜かないと・・・

 

何故、おかしいことはおかしいと言えないのか

 

政治家が職員よりも偉いなんてもう古い話です。

 

職員の答弁がたまに緊張して何言っているのかわからない姿を見ると

 

議員に対してどんなイメージを持っているのだろうと

 

思ってしまいます。

 

どんな自治体でも

 

古い議員は、机をボーンと叩いたり、急に声を大きくしたり、

 

今で言う、パワハラなみの恫喝もあるかもしれませんが

 

今は、そんな時代ではないのです。

 

議員は全然、恐くないですし、偉くもありませんよ。

 

そら人間なんで、言い間違いや記憶がとんでしまうことはあるでしょう。

 

そこを、「前はこんなん言ってたやんけ〜!」とか言っても意味がないのです。

 

今では、そんな姿を見た市民や国民は、

 

また、しょうもない政治家が足をひっぱっとる

 

と思ってしまうのでしょう。

 

議員のよくわからない質問で、答えることができなくて

 

休憩が入った後

 

「貴重なお時間を使ってしまい申し訳ございません」

 

という、職員が謝る台詞が本当に必要なのかも疑問です。

 

「あなたの質問が意味不明で、答えることができなかったから、時間を使ったんですよ」

 

くらいの気持ちは持ってもらいたいですね・・・

 

議員は、自分の考えが正しいというスタイルでやってきます。

 

もちろん、私もそうです。

 

でも、当然、市の方針と違う部分は、はっきりと示さないといけません。

 

そうしないと、次の議論に行かないからです。

 

違う意見に対して反対をするのか、

 

もしくは、その違いを活かしで、また違うアプローチでこうやれば良いという考え方を持つのか

 

それは議員次第ですが、

 

それでも

 

職員の方々から、

 

「それは違いますよ」

 

という答弁がほしいです・・・

 

議員相手に何でも言われた通りに答えようとするから、はまってしまうんです。

 

何故、言えないのか・・・・

 

本当に疑問です。

 

やっぱり反問権は必要でしょう。

 

ちなみに私が質問する時は、結構きつく答えるやん!と思う時は何度もあるんですけど・・・(笑)

 

年が若いからなめられているのか

 

私は、違う時には違うと言ってくださいとお伝えしているからか

 

わかりませんが・・・。

 

提案しても、さらっと流される時もあります(泣)

 

要するにこれは私の負けです・・・

 

だからこそ、さらに勉強して、違うアプローチの方法を学ぶわけです。

 

ということで

 

明日も学んできます。

 

明日は、全国若手市議会議員の会の研修会が和歌山で開催されますので

 

しっかりと勉強してきます!

 

それでは、おやすみなさい!