関西龍馬塾 | 竹内太司朗オフィシャルブログ Powered by Ameba

関西龍馬塾

皆様、こんばんは!

日付がかわりましたが、本日は

関西龍馬塾でした。

まずは、第一部として

龍馬プロジェクトメンバーで

吹田エキスポシティにある

OSAKA ENGLISH VILLAGE(オオサカ イングリッシュビレッジ)

を視察させて頂きました。

OSAKA ENGLISH VILLAGEは2015年11月に開業し

日本で初となる英語村です。

館内は、アメリカの街並みをイメージし、

ニューヨークのタイムズスクエアのセットだけでなく

イエローキャブも展示されておりました(ベンツの特注品だとのこと・・・)

教室となる部屋は

The White House(ホワイトハウス)・Hollywood(ハリウッド)・Restaurant(レストラン)・Post Office(郵便局)など

があり、

それぞれ、政治、映画をテーマにした英語を学ぶだけでなく、日常で使う英会話なども学ぶことができます。

また、これらの教室は、私達がイメージする机と黒板がある教室ではなく、

全ての教室がセットとして作られて、

郵便局の教室では、受付や書類を書く場所なども本場さながらに用意されています。


※写真はクッキングスタジオ

私達は普段このようなかたちで、英語を学ぶ機会がありませんので、実践に近い形で学ぶことができる素晴らしい環境だと思いました。

龍馬プロジェクトメンバーも実際にホワイトハウスの教室で授業を体験させて頂きました。

もちろん講師はネイティブスピーカー(ほとんどの講師が北米出身のネイティブスピーカーです。)

授業は

オバマ大統領はどうやら疲れている・・・

彼を癒やすペットを選挙で選ぼうという

面白い内容。

実践を交えながらの面白い内容なので、

自然に、vote(投票する)・candidates(候補者)・election(選挙)という単語も

覚えることができるものでした。

参加したメンバーも政治家がほとんどなので、とても盛り上がりました。

私達を案内して頂いた担当の方によると

吹田市にオープンした理由の一つに、吹田市の学校は英語に力を入れていることが挙げられるそうです。

実際に吹田市の小学校もこの英語村を訪れ、楽しく英語を学んでいるそうです。

学校で英語を学ぶよりも実践や体験を通しながら学ぶほうがはるかに良いと思います。

また、小学生だけでなく、大人の方も会社の研修で利用したり、退職された方も簡単な旅行で使う英語などを学びに英語村を利用しているとのことです。

やはり、日本語が一番大事ですが、英語を知り、世界に向けた視野を広げることも大事です。

館内は2階もあり、楽しく遊ぶことができるスペースもあります。

詳細は、ホームページをご覧ください。
https://englishvillage.co.jp

第二部は、一般社団法人 日本歴史探究会とのコラボ企画での研修会。

講師は西郷隆盛の曾孫であります西郷隆夫氏。

『薩摩の原動力となった「郷中教育」と「西郷隆盛の秘話」』

というテーマで行われました。

観光用の歴史、教科書用の歴史ではなく、

真実の歴史、つまり史実をもとにお話をして頂き、普段学ぶことのできないことを教えて頂きました。

郷中教育とは、

薩摩藩独特のものであり、私達がイメージする教師が存在せず、先輩が後輩を指導していたそうです。

その指導内容は

あらゆる事態を仮想し、
それに対応するアイデアを考え出し、
その中から正しいものを選択し、
実行する「度胸」と「勇気」を身につける

というもので

更に、それを教える人は各個人の意見を間違っていると否定してはならない

というものだったそうです。

先輩から学んだことをまた後輩に教えていくということは、自分の学びが更に深まりますし、とても良い教育方法だと思います。

現在、このように生徒が生徒を教える教育方法を取り入れてきている学校も多いようです。

今回の研修会では、郷中教育についてだけでなく、西郷隆盛が好んで使用していた言葉も教えて頂きました。

その一つである

「敬天愛人」

天を敬い、天自然の恵みに感謝し、神に仕えること。人を尊重して大切にすることであり、自分を犠牲にしてでも、世のため人のために尽くすこと

という意味だそうです。

まさに、今の日本に欠けているのものではないかと痛感をしました。

そして、西郷隆盛の

「雪に耐えて梅花麗し」

という詩も教えて頂きました。

この詩の意味としては

梅の花は、冬の雪や厳しい寒さを耐え忍ぶからこそ、春には美しい花を咲かせるということで、

大成するには忍耐が不可欠であるということをあらわしています。

つまり、楽な生き方はないということです。

この詩は広島カープの黒田投手が座右の銘としていたそうです。

最後に、西郷隆盛の妻であるイトさんの「敬天愛人」をご紹介頂きました。

愛することは許すこと
愛することは耐えること。
愛することは愛されることへの終わりなき奉仕です。
共に生きるという仕合せに感謝

だそうです。

本日の講師、西郷隆夫さんの父親は、イトさんのこの教えを直接聞いたそうです。

その教えを父親から引き継いだからこそ伝わる西郷隆夫さんの想いに

感動致しました。

西郷隆盛は妻のイトさんに一日一日の出来事や悩みを話していたそうです。

「共に生きる」

本当に素晴らしい言葉です。

本日は、多くのことを学ぶことができ、良い一日となりました。

それでは、おやすみなさい!