学力向上の取組〜秋田県横手市〜 | 竹内太司朗オフィシャルブログ Powered by Ameba

学力向上の取組〜秋田県横手市〜

皆様、こんばんは!

今、行政視察のため、仙台市内のホテルにいます。

本日の工程は

秋田県横手市での視察でした。

テーマは

学力向上の取組について

です。

秋田県と言えば学力No.1のところです。

以前から、実際に現地に行き、どのような取組をしているのかを学びたいと考えていたので

本日の視察はとても良い学びとなりました。

以下、

学力向上に向けた取組の一部を紹介させて頂きます。

まず一つ目に

研修が充実しているだけでなく、指導主事や教育長などが学校を訪問し、指導をしていること。

これは、現場を知るという意味ではとても効果的だと思います。

そして、私が一番良いと思ったことが

言語活動の充実をおこなっているということ。

教育長も本日出席頂き、説明を頂いたのですが

「何よりも一番大切なことは、思考力、判断力、表現力であり、その力を養うためには、国語が必要である」

という言葉を聞いた時に感動しました。

現在、国においても

英語教育に力を入れているようですが

その教育も充実させるためには

まず国語が必要である

という視点は本当に素晴らしいと思いました。

私自身も議会で、如何に国語が大切であるかということを何度も訴えているので

この言葉を聞いた時は本当にうれしかったです。

言語活動の充実の一環として

NIEを推進していることも興味深いです。

http://nie.jp

どこの新聞を題材にしているのか

まさか、あの新聞社ではないだろうか・・・

と思ったのですが

地元紙などを活用しているとのことです。

地元紙を活用しながら、言語活動を充実させるだけでなく

地元に関心を持てる点においても非常に良いと思います。

その他として

少人数学級の推進、副教材の作成による郷土愛の育成、地産の給食など

とても良い取組なども行われておりました。

一番印象に残ったことは

学力が高い理由は、

都会ではない分、遊ぶところも少なく、自然と勉強をしてしまう環境があるからではないのか

という素朴な疑問へのこたえです。

教育長曰く

やはり、家庭教育が一番大切。

横手市は都会に比べて、三世代家庭も多く、

離婚率に関しても高くはない。

その点においても家庭学習環境が整っているのではないかとのことです。

加えて、横手市はその家庭学習にも力を入れており

全体の取組としても

小学校1年生から自主学習ノートを作成し

その方法もきっちりと伝え

また、保護者の方にもきっちりと家庭学習の大切さを伝えているとのこと。

私自身も、家庭学習が学力を高めるための大きな要素になるという考えなので

改めて、その取組に感動し、納得しました。

本日は、本当に勉強になりました。

過去のブログにおいても視察について書いたことがありますが

ある政策が上手くいっている自治体は

その説明をする時

自信満々に、堂々と、説明をされます。

本日の教育長の説明からも

絶対に成功しているだろうなという印象を受けるほどの

素晴らしい説明でした。

あとは、守口市の特色を活かし、今回学んだことをどう実現していくかです。

今後もしっかりと研究をして、守口市の教育を真剣に考えていこうと思います。

横手市の教育長をはじめとする教育委員会の皆様

本日は誠にありがとうございました。

そして

今回の視察をお誘い頂いた、大阪維新の会守口市議会議員団の竹嶋議員、甲斐議員、

本当にありがとうございました!

明日は、多賀城市を訪れます。

それでは、そろそろ寝ます!

おやすみなさい!