関西若手議員の会 研修会 〜議員のための会計入門〜 | 竹内太司朗オフィシャルブログ Powered by Ameba

関西若手議員の会 研修会 〜議員のための会計入門〜

皆様、こんばんは!

いよいよ新年度が始まりました。

守口市役所では、制服が廃止となり

職員の方々がスーツなどを着たりと

また雰囲気もかわって、想像していたよりも

爽やかに感じました。

さて、昨日は

関西若手議員の会の研修会でした。

一部の講師は関西大学大学院教授、JAGA会長の柴 健次氏

による

議員のための会計入門
「会計の機能と価値」

というテーマで行われ

二部は、吹田市行政経営部資産経営室 保木本 薫氏

による

吹田市における公共施設最適化と公会計の活用

というテーマで行われました。

一部は

議員も会計を学ぶべきであるという視点で

会計の歴史から、企業会計、政府会計(役所が使っている会計)、そしてそれがミックスされた公会計について

基礎から教えて頂き本当に勉強になりました。

二部は

吹田市の公共施設の在り方などの説明もあり

吹田市が今後どのような公共施設が必要であり、その価値がどのくらいあるのかなど

細かな視点でまちづくりを考えているのかが理解できました。

企業会計では

資産はいくらのか、負債はいくらなのか

など、複式簿記を使い

その会社の収益の状況の把握ができることや、将来的な見通しが立てやすくなっておりますが

私を含め議員が使用している、そして役所も使用している決算書を見ると

いくらお金がかかったのか

赤字か黒字かなど

単式簿記として書かれているので、見やすさはありますが

将来的な見通し、例えば、この施設はいつになると価値がなくなる(老朽化などを含め)のかを把握することが難しくなってきます。

要するに、新しく建てが学校にその年度にお金は使うが

来年以降にかかる費用や価値はどうなるのか

が見えなくなっております。

総務省からの通達もあり

企業会計と政府会計を混ぜた公会計の導入

を守口市でも進めておりますが

普段なかなか見ることがない資料です。

興味のある方もいらっしゃると思いますので

守口市の公会計を一度ご覧になってください。

http://www.city.moriguchi.osaka.jp/kakukanoannai/kikakuzaiseibu/zaiseika/1445420623888.html

正直、まだまだ簿記の知識が足らない私ですが

さらに勉強をしていき

守口市のお金の使い方についても

将来の見通しを考えながら

大局的に物事を考えることができるようにします。

少し話はそれますが

議員の仕事とは色々あるものです。

政治の哲学・思想を大切にしながら

選挙で約束したことを実現させるために

日々学び行動にうつしていくことが大切だと思いますが

実は、二元代表制として

守口市の予算、つまりお金をどう使うのかも知ることが大切なのです。

政治家のイメージとしては

政治の部分が強いですが

経済の部分を理解していくことも大事な視点なのです。

本日は、市役所で仕事をして、さっそく公会計について色々勉強しておりました。

これからも、幅広い知識を身につけ、守口市のために頑張ってまいります。

それでは!