理想と現実のバランス | 竹内太司朗オフィシャルブログ Powered by Ameba

理想と現実のバランス

皆様、こんばんは!

またまたブログを更新できない日が続いてしまいました・・・

申し訳ございません・・・

明日も夜に予定があるので、書くことができませんが

書きたいこともいっぱいあるので、

できるだけ頑張って

想いを発信していきます。

さて、先日

全国若手議員の会・関西若手議員の会

の勉強会に出席してきました。

内容は

公益財団法人京都地域創造基金 理事長
龍谷大学准教授
深尾 昌峰氏
による
「市民性と持続可能な地域づくり」

そして

京都府立大学 公共政策学部准教授
窪田 好男氏
による
「地方創生をどう捉えるか」

という二つのテーマで行われました。

私は、受付の役割だったため全ての内容を把握しきれておらず

今、まだ資料のみを見て勉強中ですが

私の個人的な感想としてましては

「地方創生」という言葉だけを信じるだけでは、良くならないという

印象を持ちました。

つまり、分析だけをして何もしなければ、或いは理想だけを求めて実現の可能性が低い目標を立てて、結果無理でしたというような

絵に描いた餅になる可能性もあるということなのです。

たまたま、本日

都市計画審議会があり

守口市の市街地についての計画など話がありましたので、あわせて書こうと思います。

計画については

人口についての分析など

地方創生に関わる内容が多くありました。

現在

地方創生については

総合会議において

人口などの分析が行われており

様々な視点で議論されておりますが

だいたいいつも現状分析や課題のみが良くて

あとは

???

という感じになるのです。

これは、どの計画もそうです。

現状を分析し課題を見つけたところは良いのですが

結局、計画や実施において

絶対にできないだろう

ということが多いのです。

あまりにも理想が高すぎる場合もあります。

守口市においても

総合基本計画がありますが

人口15万人を目標としているにもかかわらず

守口市の人口は現在約14万4600人くらいで

どんどん減少する傾向があります。

普通に分析すると

人口減少が進むことは現実的で

どうやって15万人にするのかという計画が

???

となるのです。

しかも、どんどん減っているのに、何も対策を取り切れていないという現状です。

さらに言えば、

どこの自治体もそうですが

計画やプランという言葉がついたものが多すぎるのです。

しかも、全部、バラバラという・・・

国や地方における縦割り行政が招いた問題を抱えております。

それぞれの担当が別々に分析をし課題を見つけ目標を立てるのですから

バラバラになるのは当然です。

だからこそ、本日の審議会において

まずは守口市をどのようなまちにしたいのかというビジョンをきっちりと定め

現状の分析をきっちりと行い

理想と現実のバランスを考えながら

策定しなければいけない

ということを言わせて頂きました。

現在、守口市が将来どのようなまちにしたいのかということは残念ながら見えておりません。

今は、公共施設の見直しなどを整理している段階で手がいっぱいなのはわかりますし

強固な財政基盤をつくらなければいけないこともわかっております。

しかし、そろそろ守口市の将来ビジョン、グランドデザインをえがき

それぞれの担当課がバラバラにならず、同じ方向を向き

そして、理想だけにならないよう

現実を考えて

計画を立て頂きたいものです。

私自身もさらに研鑽を積み、考えてまいりたいと思います。

それでは、おやすみなさい!