散々悩んでいた、siltechの謎スピーカーケーブル。
お借りした2本を何度も聴き比べて、腹は決まりました。
結局選んだのは〜
siltech LS4-120 という結果になりました。
被覆のダメージ具合なんかは、謎ケーブルの方が綺麗でしたし長さも1.5mとちょうど良かったのですがね。
2本の聴き比べで、特に低域の量感と音場感という部分にかなりの違いがあるように感じてしまいまして、長さは少し短いのですが結局LS4-120に傾きました。
いや〜、いつものごとく軽い気持ちで2本目を借りてしまった為に今回はかなり迷っちゃいました(-。-;
といった経緯で、無事?我が家に仲間入りしたコチラのスピーカーケーブルですが、端子はボロボロでバナナの何ヶ所かは折れ曲がっているのもあります。
実はこれ、バイワイヤー仕様だったのです。
借り物をシングルに改造なんて出来ないので、当初はこのケーブルの本当の音は出ないだろうと踏んで、借りなかったんですけどね。
ですが試聴してみると、この状態でもコチラのケーブルの方が良かったんです。
さて、もうすでに購入してしまったのですから、この後は好きな様に作り変えます。
現代風に。
端子類は全てハンダ処理されていたので、最初はハンダを外して端子だけ付け替えようと思っていたのですが、よくよく考えるとこの状態で30年近く経ってるのを使うのもな〜と思い、潔く端子の根本でカットしました。
合わせる端子は、本当ならWBTを使いたかったのですが…………
あまりにも高かったので断念しました。
ですのでいつもの様に
手持ちにあったFURUTECH定番品のロジウムメッキを使います。
サクッと作成して、いざ音出しをしてみたのですが……
あれ?何だか音がゴチャついてる(・_・;
何でしょうかね?落ち着かない音と言いますか、各楽器の音やボーカルの声が響き過ぎて互いに邪魔をしている感があります。
この時代の純銀ケーブルには、どうやらロジウムは合わないみたいです。
仕方ないので〜
いつもは使わないゴールドメッキを急遽入手。
あぁ余計な出費が………(-。-;
ただ端子を付け替えれば完成なのですが、それじゃ面白くないのとこれ以上被覆が痛まないように。
どうせなら昔のsiltech風にしようかなと思い立ちまして(さっき現代風にって言ってた気がするなぁ)。
参考にしたのはこれまた以前にお借りした
siltech SQ-88 Classic っぽい感じで。
悪戦苦闘する事しばし………出来上がったのが〜
う〜ん、まぁまぁの出来です(60点)。
黒いスリーブからチラ見えする青が良いです。
それっぽくはなりましたが、マイナス側のチューブは黒が正解だったかな。
また気が向いたら作り直します(こういう作業は大好物なのです)。
一応スリーブも被せたので、これ以上被覆が痛むのは防げるでしょう。
端子をゴールドメッキに変えた事で、音は試聴していた時の感じに戻りました。
純銀には金メッキの端子が安牌な気がしますね。
これでしばらくメインのスピーカーケーブルは、LS4-120でいこうと思います。












