明るさという武器 | 田上剛大のブログ

田上剛大のブログ

あたたかくて、たくましい。
素敵な会社創りを目指して

この時期は多くの学生さん達に会うが

ネアカである事の大切さをよく感じる。


企業が学生に何を求めているかといえば、

若さ、素直さ、明るさだ。


欧米では率直に入社したら何ができるか?

と、特定のスキルが求められるが、

日本の企業で学生に対して

特別なスキルを最初から求めるケースは稀であろう。


自社は採用の際、

特別な筆記試験や適正検査は行わない。


知識ある人間が有能な仕事ができるとは限らず、

あまり必要性を感じないからだ。


むしろ自分の考えをしっかりと自分の言葉で

話す事のできる人間を望んでいる。


過去にどのような結果を出したかよりも、

未来に向けてどのようなスタンスで

仕事をしたいのかを私は聞きたい。



企業人は、

自身の役回りを知り、演じきる人間が優秀である。


とすると、若い間はスキル的貢献度は低いわけだから、

企業が学生達に当初期待するのはスタンス的貢献度、

若さ、素直さ、明るさだ。



多くの企業が近年感じているだろうが、

若さはあるが、素直さ、明るさを持つ

学生が減っているという事。


学生の多くに、

自身が学生時代にやってきた事が足りなくて

どうアピールするか?

履歴書などに書く事が少なくて、どう書くか?で

苦し紛れになっている姿をみかける。


あまり過去や形式に捉われず、

自身の素養や明るさを謳って欲しいと思う。


学生が思っている以上に

“ネアカ”である事、元気である事を

今企業は改めて評価しているように思う。