新聞を読もう! | 田上剛大のブログ

田上剛大のブログ

あたたかくて、たくましい。
素敵な会社創りを目指して

最近若い子達と良く会う。

ビックリするくらい新聞を読んでいない。

残念である。


皆“ネットで見てますから”、

と堂々と答えるが、意味が分からない。

新聞は紙で読むからこそ意味がある。


紙で読むからこそ、

自分の興味がないニュース、見出しが目に入る。

包括的に物事を捉える習慣ができる。

世の中が連動していることが分かる。


何もネットを否定しているわけではない。

しかし、ネットでは興味のある記事に偏りがちとなり、

記事を掘り下げる事はできても、

ニュースとニュースの繋がりへ視野が拡がらない。




社会人となって最初に覚えなければいけない「仕事」とは、

「合わせられる」事である。


ここでいう「合わせる」とは、

自分と違った世代や価値観、バックグラウンドを持った方に

自分を迎合できるということである。


新聞には、本当に様々なニュースや意見、

論説が書いてある。

それらを知る事によって違ったバックグラウンドの方と

同じ話題が話せるようになる。 

合わせられる。


学生時代の頃は、友人と家族が世界の全てかもしれない。

しかし、社会人となれば、友人と家族に加え職場とお客様、

他にもお付き合いする方々の幅は広がる。



仕事と休みの事をよくオンとオフという。

オンとは「合わせる」時間の事だ。

オフの際まで「合わせる」事はないかもしれない。


ただもし「合わせっぱなし」の状態を続ける事が、

オンとオフの切替がうまくいっていないとすれば、

「合わせない」状態を続ける事は、

職場放棄である事も同時に知る必要がある。


「合わせられる」ことが、

社会人として、大人としての第一歩であり、

それには「新聞を読む」ことはとても有効だ。




冒頭で若い子達と書いたが、

今、大人になっても新聞を読まない(読めない)人はいる。

いつまでも「合わせられない」人が大勢いる。



中納言メンバーには、格好良い大人でいて欲しい。

新聞は読んで欲しい。

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