私はルールが嫌いだ。
言われた事をそのままする事が嫌いだ。
だから私は基本メンバーに○○しなさいと言わない。
自由にやれと伝える。
それが私のマネジメントスタイルだ。
しかしこれが組織運営上、良いかというと、これだけではダメだ。
今日とある店長と話をしていて感じた事で自戒の念も兼ねて書くと、このスタイルには高い部下力も求められる事を忘れてはいけない。
基本“自由にしてくれ"で任す事が出来る人とは、相当優秀な人間か、考え方や価値観を共有してくれている人だけ。
二、六、二の法則でいえば、組織には規模の大小に関わらず、優秀な人間が二割、普通な人間が六割。
最上の二割は環境や上司がどうであれ勝手にある程度伸びる。
いかに六割の普通の人間達と価値観を共有し、自由にのびのびと仕事をしてもらうかが組織運営の肝。
八割の人間が機能すると、組織は変わる。
伸びる。
ただ六割の普通クラスの人間に対して
、私の事や仕事の事が分からない内に、自由にやってくれといっても、当人はどこまでやって良いか分からず当惑するだけだし、“私が何を考えているのか分からない”と迷うだけだ。
分かってもらう為には時には、自由だけでなく、北朝鮮のような強引さも必要である。
考え方や価値観、思想を徹底的に叩き込む。
時間を共有する。
勿論その上で“自由”を与える。
“やる気”を最大化する為には、
事前に“自由を満喫出来る”土壌を用意する。
そうして始めて組織は機能する。
自走する。
崖から落とされた虎に
“お前は自由だ”
と言ったところで、本人達は試練にしか感じない。
まず正しい走り方と方向を教える必要がある。
リーダーとして部下に、
ただただ“自由に!”と言うのは格好良いかもしれない。
でもそれだけではリーダーのエゴだと思う。
嫌われる事を恐れず、
まず北朝鮮にもなろう。
その上で権力に溺れず、
自由を与えてあげよう。
ね。○○店長★
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