私は前職あるコンサルティング会社にいた。
コンサルタントとしてはそこそこ上手くやっていたほうだと思う。
物事を俯瞰的に客観的に考えることは得意なほうだった。
今実際に経営者となり、コンサルタントからの脱皮が求められている。
どうしても“あるべき論”を考えてしまう自分がいる。
経営者とコンサルタントとの大きな違いは、
理想論だけでなく、ほんの少しの現実で構わないので、
いかに事実をつくっていくかの違いにあると感じている。
コンサルタントは黒子でよかった。
いかに黒子に徹することができるかも、コンサルタントの本質であろう。
逆に、経営者はいかに自分がルンペンから神様までできるかだ。
率先垂範し、メンバーの先頭に立てるかだ。
まったく違う筋肉が求められている。
日々鍛練の繰り返しだ。
楽しみながら、違う筋肉をつけていきたいと思う。