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2024年 8月 24 日 愛酒の日
【豆知識】
明治生まれの歌人・若山牧水の誕生日にちなんで制定されました。 牧水は大変な酒豪として知られ、毎日一升ものお酒を飲んだというのは有名です。 生涯で詠んだ短歌は約9000首、そのうち300首あまりがお酒にまつわる歌といいます。
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稲葉は6月に10年ぶり6枚目となるオリジナルソロアルバム『只者』を発表。これにあわせて同月より10会場で17公演を行うツアー【~enIV~】をスタートしており、その折り返しとなるこの日の公演には満員のオーディエンスが集まった。
定刻、DURAN(Gt.)、徳永暁人(Ba.)、サム・ポマンティ(Key.)、シェーン・ガラース(Dr.)という編成のバンドに続いて円形ステージへと歩を進めた稲葉は、ニューアルバムの1曲「NOW」でライブをキック。ルートコードを的確に刻むベースにパッドシンセと空間系エフェクターを効かせたギターの組み合わせというミニマルテクノのようなサウンドから、スムーズかつ大胆に正調ハードロックへと曲を展開させる楽器隊に乗せて、“今”というものの意義や儚さを歌いつつ<この声が消え去るまで歌う>と高らかに宣言する。
前半のセットリストは新譜の楽曲を起点にソロとしてのキャリアを振り返るような内容に。「BANTAM」「シャッター」といった最新ナンバーという縦糸に、2010年の「マイミライ」、1997年の「くちびる」、2014年の「念書」「Golden Road」という横糸を織り込むことで“ソロアーティスト・稲葉浩志”がこの27年、自らのルーツに軸足に置きつつ、バラエティ豊かな楽曲を世に送り出し続けていることを証明してみせた。しかも、稲葉とバンドは今の気分やモードに合わせてその楽曲群を時に大きく翻案してみせる。
DURANのインプロビゼーションで始まった「マイミライ」はギター、ベース、ドラムによるシンプルなアレンジだった原曲にオルガンという味付けを加えることで由緒正しきハードロック感をさらに強調。リズム隊のアンサンブルをタフにお色直しした「くちびる」ではマラカスを手にした稲葉が軽快なステップを踏み、約束の持つある種の恐怖とそれを交わす覚悟を歌う「念書」では、楽器隊の鳴りをよりシャープに。原曲がたたえる不穏さのようなものをさらに強調してみせていた。
稲葉曰く、円形ステージから“脚”のように生えた2本のランウェイへと繰り出し、アリーナ席のオーディエンスの歓声を集めた「Golden Road」。後のMCで彼はアルバムの制作過程を語り出す。
「アイディアがコップに貯まっていくように焦ることなく素敵な音楽を作れた」「スタジオで作った作品を皆さんの前で演奏できる喜びはなにものにも代えがたい」と、ステージでの様相を一変させる。
《前編》
Text by 成松哲
Photo by VERMILLION RECORDS