続き。
途中、この山が見えるたびに言うお約束の言葉「マーペー」
ちょろんと尖った三角が目立つ野底岳。
昔、黒島にいる恋人と引き裂かれた美女マーペーが遠くからでも一目あの人のいるところを見たいと野底岳に登ったけれど、於茂登岳に視界を遮られて見えず、絶望して石になってしまった、という民話の残る山。
つぃんだら節という唄があります。
唄を先に知っていて、山をみると感慨ひとしお。
八重山の民話、あまり詳しくないけれど美女が石になってしまう話いくつか聞いたことがあるんですよね。
で、野底岳、いつか登ろうという話にはなるものの、ビーサンでは厳しい山道だそうで。靴と体力に自信がありません。
さて、ドライブタイムも終わり。
家に戻ってさっと汗を流して、夕刻からの宴会までのんびり三線練習時間。
しかーし、網戸のない古民家で気がついたら蚊の猛攻撃にあい、涙目。。
そういう時は、扇風機の強風を自分に向けて回すんだそうで。
なるほどね。
ついでに余談。
宮古島には宮古島まもるくんという、交通ルールを守りましょうキャンペーン(?)であちらこちらに立っている警官の置物?が有名になってますが、石垣島にも似たような立像や看板があちらこちらに。
一番じっくり見た看板。
ちょっと猫背が気になる看板。
厚みのところまで、しっかり丁寧に描かれてます。
やるなぁ。
夜の宴会では、ヤギ刺デビュー。
ゲストなのでやたらと写真撮るのは控えましたが。。
凍った状態で出てきて、もちろんだんだん溶けてきますけど。
冷えっ冷えのルイベで口にすると、「ん?いける?」と思うのですが、飲み込んだ後の喉元にじわじわと獣臭が。。
溶けちゃったらもう箸を伸ばす勇気がなくなりました。
ヤギ汁もまだ食べたことないけれど、一度はチャレンジしてみたいけれど、
厳しそうだなぁ。。
もちろん他の美味しいものもたくさん頂いて、ほろ酔いで帰ったら、庭のドラゴンフルーツの花がたくさんたくさん咲いてました!
一部だけライト当てて撮れた。
大降りの白い花が一面に、月明かりに照らされて綺麗でした。
翌朝目覚めた8時頃にはもう花もクッタリしてましたけど。
でもこれが全部ドラゴンフルーツになるんですって。感動。
この旅が六月末。
八月中頃には成った実が東京に届きました。
大型台風直撃で少々傷ものに。。
外側はショッキングピンクですが、白い花だと実は白に、紅い花だと実は紅になるんだそうです。
白はさっぱり。
紅はほんのり甘く。
食べたことない!という人には、私はよく「味の薄いキウイ」という説明をしてます。
どうでしょう?この説明?
ザクザクな実とか種のツブツブ感とか。
レーコ
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