奈良の鹿は自由だった | 審美眼を育てるスピリチュアル

東国三社をお参りさせていただきました。

 

息栖神社(千葉県)

鹿島神宮(茨城県)

香取神宮(千葉県)

 

江戸時代にはこの東国三社参りは大変人気だったとか。

 

奈良県の春日大社創建の折、鹿島神宮の御分霊を神鹿の背に乗せお遷したことは「春日曼荼羅」などに描かれ伝えられています。

 

奈良の春日大社にご縁が深く、ご縁続きの神鹿もいることから境内には「鹿モチーフ」のものがたくさん。

 

ただ、奈良公園を見慣れている私にはフェンスで囲まれたスペースに数頭の鹿の姿をみて寂しく感じたのでした。

 

鹿島神宮の神鹿は、幕末にはほとんどいなくなってしまい

昭和32年に奈良の春日の神鹿を3頭もらい受けたのだそうです。(ほかの神社からも数頭づつ)

 

奈良で生まれ育った私は鹿に書きかけの画用紙を食べられたり、遠足のお弁当をひっくり返されたり、追いかけられたりと

ずいぶんな目にも遭ってきたのですが、

キチンと管理されるでもなく、えさも十分ではないからこんな乱暴を働くのも仕方がないのだろうと思っていたのでした。

 

しかし

鹿島神宮、香取神宮の神鹿の状況を見ると

 

「ああ、奈良の鹿は自由を謳歌しているのだな」と愛おしく思えたのでした。

 

傍若無人な輩か 

自由を謳歌している生き物か

これからは違う見方ができそうです。