こんにちは、ホラー大好きでもビビリのよら天子です
このブログは「怖いもの」が苦手な方に向けて書いてみました
ホラー大好きで前情報なしでご覧いただきたい方は、どうぞこのブログを閉じて、先入観なしのまっさらな状態で『IT イット “それ”が見えたら、終わり。』をお楽しみください
『IT イット “それ”が見えたら、終わり。』、2/3(土)より公開しております。2週間限定です。
まさかサンサン劇場で上映するとは思っていなかったので、急いで他劇場へ見に行った作品です
見て気付きましたが、「あれ?とってもサンサンでして欲しい映画だ!」と思いました
そして上映が決まったので嬉しくなりました。そう、とっても良い映画なのです。
『グッバイ、サマー』、『シング・ストリート 未来へのうた』や『50年後のボクたちは』に通ずる青春映画です。
子どもたちが困難な状況に怯みながらも、未来へ向かっていく、そんな映画が好きな方向けだと思います。
でも…ポスターをよく見ると赤い風船の向こうに…
お客様、どうか頑張って怖いの我慢して下さい…
『IT イット “それ”が見えたら、終わり。』
(C) 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC. ALL RIGHTS RESERVED.Photograph : Shane Leonard
【解説】
スティーブン・キングの代表作の1つで、1990年にはテレビドラマ化された「IT」を、「MAMA」で注目を集めた新鋭アンディ・ムスキエティのメガホンにより映画化。静かな田舎町で児童失踪事件が相次いで起きていた。内気な少年ビルの弟が、ある大雨の日に外出し、おびただしい血痕を残して姿を消した。自分を責め、悲しみにくれるビルの前に現れた「それ」を目撃して以来、ビルは「それ」の恐怖にとり憑かれてしまう。不良少年たちからイジメの標的にされている子どもたちも、自分の部屋、学校、町の中など何かに恐怖を感じるたびに「それ」に遭遇していた。「それ」の秘密を共有することとなったビルと仲間たちは、勇気を振り絞り、「それ」と立ち向かうことを決意するが……。(映画.comより)
ホラー好きの方は、「そこまで怖くないね!でも良かった!」と言うし、
ホラー耐性弱な方は「うそつき!怖い!でも良かった!」と言うし…
怖さって測るの難しいですよね…
私も、見た後「そんなに怖くなかったわー。」とか言っていました
ドヤ顔でいたらテスト上映で一人で見る羽目になりました…
そして「いや、ヤッパリ怖いーー」と再認識しました
すみません、お客様にがまんしろとか言っておきながら…
では我慢できそうな予感のするおススメポイントをいくつか挙げたいと思います
私の独断と偏見ですので、思った以上に怖かった方には『カンフー・ヨガ』のご鑑賞をお勧めいたします。
【ホラーシーンは意外と短い】
白昼夢を見ているような短い形でホラーシーンが差し込まれるので一旦ホッとする余裕があります。(直ぐ怖いシーンくるけど。最期のほう怒涛に怖いけど。そんな所に行かないでほしいって思うような所に行くけど。)
【子どもたちの怯え方が可愛い】
カートタイプのお化け屋敷で、同じカートに小学校中学年位の子と乗り合わせた感じです。登場人物の少年少女は歯の根が合わないほど怯えています。怯え方が真に迫っていて、演技上手い子ばかりで驚きました。演技も素晴らしいですが、演出でもギリギリまで子どもたちに「それ」の姿を見せないなど工夫がされています。私が子役なら、大人を恨みます詳しくはこちらをクリック
【キャラクターがそれぞれ味がある】
登場人物一人ひとりにコンプレックスがあり、チャーミングなところもそれぞれ違っていて、個性的な登場人物に魅入りました。
子どもたちが全員で掃除をするシーンでスタンの窓の拭き方が、スタンの性格を表しています。「きっとこういう子なんだろう。」と観客が理解しやすいように、こういうちょっとした仕草で性格を表したりするシーンが多く、その差し込み方が絶妙です。
【子どもたちにスポットを当てて見れば…そんなに怖くないかも】
「それ」の呪縛と、コンプレックス、この二つの困難に立ち向かう様を「がんばれ!」と応援したくなる映画です。
上映後は、ちょっと爽やかな風が吹くような清々しい気持ちで劇場を出てきました
【「それ」は実はかなりなイケメン】
『シンプル・シモン』でサンサン劇場のスタッフの心を掴み、『アトミック・ブロンド』でイケメン・スタァ殿堂入り(サンサン劇場内集計。殿堂入り人数が多すぎて把握できておりません。)したビル・スカルスガルドが「それ」役をしています。
ホラー耐性弱の方は、
ビル・スカルスガルドの画像をしこたま見て、「それ」がイケメンと脳内補正をかける準備をするか→こちらをクリック
『シンプル・シモン』でほっこりして、「それ」がイケメン…以下略→こちらをクリック
『アトミック・ブロンド』でクールなナイスアシストな姿を見て、「それ」がイケメン…以下略→こちらをクリック
どうでしょうか?皆様の「怖いもの見たさ」をくすぐることが出来たでしょうか?
待合室も工作部による装飾していて、パッと見可愛いですよく見ると怖いので、ホラー耐性が強くなった方は覗いてみて下さい
皆様のご来館を心よりお待ちしております