こんにちは、よら天子です。
『35㎜実写漫画大全』特集上映も本日最終日です。
今、ちょっとお酒でも飲んで、感傷に浸りたい気分です。
初めて特集を組ませてもらったので、
一人でてんやわんやになってしまい、
中々思い通りにいかない問題などがあって…(遠い目)
よい勉強になりました…。
特集をたくさん組んでいる他の劇場さんの苦労をちょびっとだけ実感しました。
最後の週は『櫻の園』『青い春』。
これをセットで上映したかったのです!
4月の桜が咲く頃に「あ~…サンサンで見たな…。」と
余韻に浸ってもらい、
物悲しいような、憂いた目で桜を見て頂けたら、
私の策略に嵌っていますよ!
(ただ単に、自分がそうなりたくて、
仲間を欲していたような気がします(笑))
「最後を飾るのは卒業がテーマの作品よね!」
とか思っていたら、
1番館の35㎜フィルムも卒業になって、
感無量です。
いえ、これからも35㎜フィルム上映は続けるのですが、
35㎜映写機しかない、35㎜をどんなことがあっても
上映するって状態が、
高校生の、学校へ行って授業する感じと
なんだかリンクする気がしています。
これからも仲間と会えるし、学校だって存在するし
遊びにだって行けるけれど、
「行かなくてはいけない」義務がなくなる
さみしさみたいなものが、同じような気がします。
「フィルムをつないで、かけなくてはいけない」義務からは卒業ですが、
「フィルムをつなぎたい、かけたい」気持ちを、サンサンスタッフは持っています。
そして、新たにデジタル上映が1番シアターでも始まり、
新しい仲間を迎えるような気分でもあります。
卒業後の新たな出会いなんて…
青春時代の感覚をこの年になって実感するとは思いませんでした!
本日卒業の『櫻の園』『青い春』、心をざわつかせにご来館ください~!
お待ちしております!