前回のブログで『雁の寺』の冒頭とラストは真っ赤!
これは効果か褪色かわからない・・・
とお伝えしましたが、
TwitterにてNiaoqu様(@Niaoqu)より情報をいただきました!
ありがとうございます!
モヤモヤしていて、
家でAmazonでDVDをポチッとしようか迷い中だったので(;^_^A
私の財布共々、感謝致します!
でもちょっと欲しいんですよね・・・(笑)
本題ですが
結果は褪色でした・・・。
ちょっと映画の内容のネタバレになりますので、
以下のサイトは鑑賞後に見ていただく方が良いかと思われます。
第二京都主義 : 雁の寺 その5
オチがよくわからなかったよ?という方も是非ご一読ください。
わかりやすく読み応えのあるブログでした。
上記のブログと比較してみてください↓

※ぼやけているのは、私のカメラの腕前です。
どう頑張っても上手に撮れません。ご容赦ください。
初期のイーストマンカラーは褪色すると聞いていましたが、
「百聞は一見に如かず」で、
「音帯まで赤いなんてどういうこと!?」
「え?え?パートカラーってこういうもの?」と
ずっとオロオロしていました。
今までの古いカラー作品も淡い色になっていたりしたので、
「褪色はだいたいこういったもの」と認識していたので
慌てふためきました。
赤く見づらいシーンですが、
初期のイーストマンカラーがどれほど重要で貴重だったか、
フィルムの歴史を感じ、ノスタルジーに浸っていただければ・・・。
でもこの作品はぜひ劇場で、ぜひフィルムで見ていただきたいのです!
暗闇に隠れて坊主の痴態を覗き見る感覚を味わうには、
劇場が一番合うと思います。
上記のブログで「仏像なめの場面」もありましたが、
本当に仏様の隙間から覗き見しているようでドキドキしました。
カメラワークでこんなに引き込まれるなんて!
と改めて映画の底知れない世界を感じました。
そこが恐ろしくもあり面白くもある中毒性があるな~と、
学んでも学んでも面白さが途絶えないです。
映画論や映画史の本はたくさんありますが、
フィルム史の本ってあるのでしょうか・・・。
喉から手が出るほど欲しいです((>д<))
若輩者が古いフィルムを繋いでいるので
お客様にきちんとした情報をお伝えできず
申し訳ございません。
フィルムマスター(脳内イメージ画像;ヨーダ)になって
フィルムの魅力をお伝えできるよう、これからも頑張ります!