こんばんは、まめひよこです
本日は5/19(土)から当劇場にて上映の
『サラの鍵』と『SHAME -シェイム-』をご紹介します
なぜこの2本かと言いますと、2本とも個人的に大好きな映画で、
2012年に観た映画ランキングベスト5には入るからです
(つまり、趣味です…)
重そうな映画と卑猥そうな映画
で、
ハードルが高いと思われている方にも
ぜひぜひ躊躇せずにご鑑賞いただきたい良作ですので、
大プッシュさせてくださいトリャャー!!!
サラの鍵
(C) 2010 - Hugo Productions - Studio 37 - TF1 Droits Audiovisuel - France2 Cinema
STORY
1942年、ナチス占領下のパリ。
ユダヤ人一斉検挙によってヴェルディヴに連れてこられた人々の中に、少女サラはいた。
それから60年後。パリに暮らすアメリカ人ジャーナリストのジュリア(クリスティン・スコット・トーマス)は、アウシュヴィッツに送られた家族を取材するうちに、かつて自分のアパートで起こった悲劇を知ることとなり……。
テーマこそはずっしりと重いのですが、
ジャーナリストである主人公が奔走し、
真実が少しずつ明かされていく展開は
好奇心を刺激され、とてもスリリングで、
良い意味で、意外と観やすいです
そして、サラという少女が生きた過去、
主人公が生きる現在、その二つが交わって
未来へ繋がる瞬間があって、それがとても綺麗なんです
一瞬にしてワァっと涙が溢れ、エンドロールの間も止まりませんでした
思い出しただけでもうるっときます (本当です!)
しっかりしたテーマがありつつも、爽やかな感動作です
SHAME -シェイム-
(C) 2011 New Amsterdam Film Limited, Channel Four Television Corporation and The British Film Institute
STORY
ニューヨークに暮らすビジネスマンのブランドン(マイケル・ファスベンダー)は、プライベートのすべてをセックスに費やしているほどのセックス中毒状態。そんなある日、ブランドンのアパートに妹のシシー(キャリー・マリガン)が転がりこんでくる。恋愛依存症でリストカット癖のあるシシーとの生活で、二人は激しくぶつかるようになり……。
R18指定で、たしかに性描写の多い映画ですが、
切ないほどに淡々としており、猥雑さはありませんので、
女性の方もぜひ安心して観てください
主人公は、いつも肉体の繋がりを求めています。
でも、人と心を通わすことは避けてばかり
一方の妹は、常に愛を欲しています。半ば捨て身です
ベタなんですが、この対比がとても効いていて、
かつ二人が互いに影響し合って、ゆっくりと変化していって、
文字にすると、とても大きな感情の動きなのですが、
それを淡々と静観するスタンスが何とも言えずまた淋しさを誘い…
あぁもう何を書いているのだか分からなくなりました
無責任ですが、とにかく観てください!
そして、純度100%の「淋しさ」という感情の大海原に放り出されてください
きっと大切なものが見えてきます
どちらも5月19日(土)より上映です
同日スタートの『CUT』はまだ観ていないので、
残念ながらご紹介できませんが、
こちらも男前の西島秀俊が殴られるという
素敵な映画ですので、よろしくお願い致します