総合メディカルゾーン本部合同災害対策訓練 | 徳島大学病院 卒後臨床研修センターのブログ

総合メディカルゾーン本部合同災害対策訓練

令和5年9月30日に総合メディカルゾーン本部合同災害対策訓練に行ってきました。

ここ3年程コロナの影響で実施できておらず,久しぶりの開催とのことで,研修医2年目の私にとっては,初めての参加となりました。

 

この訓練は大規模災害による負傷者の発生や総合メディカルゾーンを想定した医療救護活動訓練を実施することで,非常事態発生時に即対応できる心構えと災害に対応できる体制づくりを目的にしています。

トリアージ担当,患者搬送担当,コントローラー(DMAT)など,各々が与えられた役割をこなし,いざ災害が現実で起こった時を想定して行動するという訓練です。

私自身は災害対策本部(電話・連絡担当)に配置されることになりました。

電話・連絡担当は,救急隊からの搬送依頼から,患者家族の安否確認,また老人ホームにいる患者の受け入れ要望を受けたりなど,多岐にわたる電話連絡を受け,適切な部署にご連絡をする役割を担う部署でした。

医師だけでなくコメディカルの方々と協力し合い,緊急の災害対策に向けて構築した医療体制の中で与えられた役割を果たすというのは,日々の仕事とは違った能力を求められて新鮮な気持ちでした。

無事に災害対策訓練への参加が終わり,災害に対する危険性を改めて認識し,各部署の連携を密にとることの重要性を感じることができました。

貴重な経験をさせて頂き,誠にありがとうございました。