■ことばキャンプ教室(幼児・小学生・中学生クラス)
■個人的にお話できる個人セッション設けました
2月、3月クラス残席わずか!お早めに。
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ご訪問くださいましてありがとうございます
私立中学に入って、
女子だけの世界でのびのびと開放されて、
いじめる男子もいないし、
おしゃべりの大好きな少女に育ちました(笑)
成長と共に
「言いたいことは言えない」は解消していました。
ただ、話の仕方は上手とはいえず、
結婚したパートナーから、
「けっきょく、何をしてほしいわけ?」
「何が言いたいの?」
「それは事実なの?感想なの?」
などと、説明を求められてしどろもどろ。
『それぐらい、わかってよ。
察してよ~』
よく思っていたのです。
1998年に転機が訪れました。
家族で米国で暮らすことになったのです。
ぶつかったのが英語の壁。
でも、英語の壁と思っていたのは、
「英語力」の問題だけではなかったのです。
あるとき、友人がサンドウィッチを買いに行きました。
食べようとしたら、レタスに泥がついていたのです。
すぐにお店に戻り、
サンドウィッチを見せながら
「泥がついているんだけど・・・」
と店員さんに訴えました。
ところが、定員さんは
何も言わずに友人をじっと見つけているだけ。
しばらくたってから、
やれやれという表情で、
「あなたは何がしたいの?
お金を返してほしいの?
サンドウィッチを作り直してほしいの?
それとも文句を言いに来たの?」
私にはわからないわ、というジェスチャーをしたのだそうです。
日本だったら
「すみません!!すぐ交換します!!」
とこちらが要求しなくても
状況を察してくれるでしょう。
この国ではことばで説明しなければいけない。
察する文化の中で育った私たちは
ことばで状況を説明し、
こちらの要求を明確にして
相手に伝わるように話すことに慣れていない!
と痛感したのでした。
ことばで表現することが苦手で
「察してほしい」と思っていた
私だったおかげで、
「ことばで自分の気持ちや考えを伝える力をつけよう」
と伝えている、今の私がいます。
日本に帰国して最初に出版した本。2002年出版。
髙取の3月クラス 満席(キャンセル待ち)
子どもとのコミュニケーションを改善したい方をサポートします。