去年の12月25日
さくちゃん、メリークリスマス
去年のクリスマスは正直、移植を決意した時期付近でもあり、内心相当落ち着いてなかったなぁと思い出します。
でも、さくちゃんが生きていてくれたんだなぁと思うと幸せでした。
あれから一年。
さくちゃんは何をしているのかな…。
今年は、お家でのんびり過ごしています。
仏壇にはピザとケーキ
さくちゃんに逢いたくて悲しくなることも多いけれど、さくちゃんとの思い出を話しながら笑ったり、幸せな気持ちになることも沢山あります。
さくちゃんが与えてくれた沢山の出会いの中で、今まで知らなかったことを知って考える機会も沢山プレゼントしてもらいました。
ある講演会で、「日本は先進諸国の中でも、病気の子供や、障害のある子供、子供が健やかに育つ社会環境にお金をかけていない国である」というお話を聞いたことがあります。
多分、一生のうち病気や事故、犯罪、その他の不幸等が自分の身に起きなければ考えることもないであろうことが世の中には沢山あるんだと思います。
でも、また、世の中にはその困った現状を変えようと頑張っている人や、その現状から抜け出そうとしている人、親身になって手助けしてくれる人も沢山いるんだとも思います。
少しだけ知ったり、理解しようとして、一緒に考えるだけでもすごい力になるんだと思います。
来年は私もできることを前向きに少しずつでもいいから頑張って行きたいと思っています。
今年一年、お世話になった方々、本当にありがとうございました。
メリークリスマス
さくちゃん用のケーキとさくちゃんにと頂いたクリスマスカード。