何だか溶接三昧が続いております。
こちらは業者様からヘルプの御相談。
車両はKAWASAKI Z900。
クランクケースが転んでバキッと・・・さらにネジ部分にクラックが・・・
意外とこのような事は多いんですが鋳物の場合は色々とやり方が有ります。さらにこの奥にはOILが通っております。全部OILを抜いたとは言え、熱が入ると残ってるOILが寄ってくるんです。これが大敵。そうならないように徹底的な洗浄と火災防止の為の処置を行います。
タンク等は当然外し、クランクケース内には窒素を充満させ安全に溶接を致します。さらにアルミの場合、余熱も入れた方がやりやすいのでバーナーを使いある程度の熱も入れてからの作業です。
オートバイの場合鋳物が多いんですが鋳物って凄くやりずらいのです。作り方によっては穴だらけだったり密度が良くなかったり。。
ちょちょっとやってますがそう簡単な物では無い事だけご理解下さい。下準備8割以上・溶接2割と言ったところでしょうか。
アルミって言ってもジュラルミンもそうですしホームセンターで売ってる材料も1円玉もアルミです。ステンレスも種類が有りますし鉄材って言ったらたーくさん有ります。溶接方法はそれぞれ全て異なります。
さて、亀裂の入っていたクランクケースはこの通り甦りました♪
溶接・加工物は基本預かりになります。
金額も物によってなので必ず現物確認が必要です。
お電話で事前にご予約をお願い致します。
テクニカルサービス
埼玉県和光市白子1-13-1-1F
TEL:048-486-9644
AM10:00~PM10:00
定休日無し