今回は自転車のフレーム修正のお話です。
アルミフレームにクラックが入ってしまったとの事で、
「修正出来ますか?」と持ち込まれた品物。
これまた何処に持って行ったら良いのやら・・・と言う品物。
自転車屋さんで溶接(アルミ)をしてくれる所は殆ど無いでしょう。
かといってアルミをやってくれる溶接屋さんも数少ないのが現状。
さらには強度や使い方の問題等々でかなり神経を使います。
最近の自転車は高い物ばかり。こちらの御客様は”もう既に部品が出ない”と言う事で補修に御持ち込みされました。
アルミは特に塗装残りやゴミ・汚れなどは御法度で御座います。
まずは徹底的に除去!溶接は下準備に7割以上の労力を使います。
まずはこれでもか!!って位綺麗にし脱脂してゴミを綺麗に取って溶接棒側も磨いて溶接の機械先端もアルミに適した形に変更し・・・一番近い所でアースを取り・・・
アルミは色々なコツが有ります。強度はすぐに下がりますのでアルミだけは慎重にやりましょう。今回ビートは2層としました。
補強のステンレスステーも製作し、取り外しの出来る様にネジ止めにて固定。相手はアルミ角パイプなのでスチールナッターでガッチリ固定!
もちろん何か有った時の交換も容易です。
溶接加工や金物加工の場合、付けてあればOKという物では有りません。どこにどのような力が掛かりどういう使い方をするかで加工の仕方が変わってきます。当社では御客様とよく話し最適で出来るだけ安くする方法をご提案致します。
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