錆びてしまったガソリンタンク内の錆取り施工について | テクニカルサービスのブログ

錆びてしまったガソリンタンク内の錆取り施工について

調子悪い・エンジンが掛からない状態で入庫した車両の修理で、冬場に数ヶ月乗っていなかった期間が有り、バッテリーが上がってしまっていました。



バッテリーは元気が無かったので電圧などを測りバッテリー交換すると共に、エンジンオイル交換などの消耗品のメンテナンスを行いました。


数ヶ月雨ざらしで保管されていたとの事でタンク内を覗いて観ると、、、やはり錆が発生していました。


お客様とご相談の上、今回はコーティング無しの

錆取り施工のみを行う事になりました。


車両は、YAMAHAのビラーゴ250です。



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【タンク錆取りについて】

 

★錆取りの考え方。 

A.タンクを交換する程でもない軽度の錆の場合の除去として。 

B.既に手に入らないタンクの延命や応急処置として。


★コーティングの考え方。

基本は新品タンクへの錆防止、保護の意味合いで。

 


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タンクは錆取りのみと、コーティング(保護)まで行う2パターンがあります。コーティングは1度行ってしまうと次回再び錆取りをする!という事ができません。コーティングは1回したら最後です。


1度でも錆びてしまったタンクは、微量な錆が残ってしまった場合その部分の上からコーティングで蓋をした場合、長い年月が経ったときに再びその錆が成長する事もあります。その時にその発生した錆は綺麗にする方法がありません。


なので再びサビさせない為にコーティングで蓋をするのが吉とでる場合も有りますし、酷い錆の場合は錆取りのみを行い、コーティングはお勧めしない場合も御座います。タンク内の錆の状態を見ながらご提案&ご相談をして参ります。



 

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さて、錆取り前と後の比較写真です。


とても綺麗になりましたね。ありがちなキラキラ



完成で御座います!(^-^)/

有り難う御座いました(^-^)


 

 

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【錆取りについての注意点】

タンク内の錆は見える部分だけで錆の度合いを判断するのが難しい場合があります。タンクを覗いたときに錆が見えるという事は、タンクの底はもっと錆びている(状態が酷い)場合も多いです。



【錆取りでタンク内に穴が空くリスクの説明】

錆の塊を取り除くとタンクに穴が空く事も中にはあります!

当店では必ずお客様にこのリスクの説明をしてからお受けしています。



【穴が空くってなに!??】 

タンクの内部に元々穴が空いていた状態。 

錆の裏に隠されていた“穴”!!とは。

 

   ↓   ↓   ↓


“穴”は錆取りの作業で空いてしまうのでは有りません。

 

元々タンクの底などに出来てしまっていた穴がたまたま“錆でフタ”がされて塞がれていた状態の隠れた元々存在していた穴の事です。そのフタの役目をしていた錆を除去してしまうことによって元々空いていた穴が現れるという状態。


なので、穴が空いてしまうのでは無く、

穴が開く!ですね(^-^)


これは錆が軽度だと大丈夫かというとそうではありません。先にお伝えした“見える部分だけで錆の度合いを判断するのが難しい”というものです。



【クレーム等は受けられません】 

“穴”が出てくる可能性・リスクをご理解・ご納得頂いた上での作業引き受けとなります。(保証外)




お困りの方、まずはご相談だけでもお気軽にどうぞ!

相談は無料ですからo(^-^)o

※診断は診断料が掛かる場合が御座います。ご相談下さい。




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