脳神経外科の初診後数日で、更に症状が日に日に悪化していきました。


以下、その時の症状。



・両手の震え…常に震えているわけではなく、物を取ったり、置いたりするなど動作をする時に出る。

・歩行時のふらつき…酔っ払いの千鳥足のような感じで、まっすぐ歩行できない。

・朝や昼寝からの起き抜けに、右半身又は全身の痙攣(数秒間。毎日ではない。)

・睡眠時うなされているような感じで声を出したり、途中泣いて起きてまた寝るなど、熟睡できない。



電話で先生に再度相談すると、症状が悪化しているようならすぐにCTを撮ったほうが良いとの事で、MRIを待たずに、翌日CTを撮る事に。


小さい子供では特にCT撮影による被曝のリスクが高まりますが、それ以上に進行している症状に対する緊急性を調べる事の方が先決と判断。




その結果、異常なし。


 


良かったービックリマークビックリマークビックリマーク

 


…いや、でも、それならば原因は一体…?看板持ち


安堵とハテナが同時に押し寄せる。


とにかく急を要する症状や傷等が見当たらないという事は、少なくとも散歩中に頭を打った事が直接の原因ではないという事。


それがわかっただけでも、久々に生きた心地がした。


日々自責の念に駆られ、毎分毎秒押し寄せてくる不安と葛藤しながら過ごしてきたので、この日の夜は久々にご飯の味がしました。


解決したわけじゃないけど、一歩前進。

紹介先病院の脳神経外科を訪問。


手の震え、歩行時のふらつきについて相談。


先生曰く、散歩で転んで頭を打ったくらいでは外傷は出来ないだろうとの事。


それくらいで外傷が出来るとしたら、激しいスポーツをする選手達は皆外傷だらけですよ、と。



以下、先生のお話の概要。


・頭に腫瘍や外傷がある場合、水頭症の症状が出る事があるが、息子には出ていない。

・外傷が原因での手の震え、ふらつきの可能性は今回においては低い。

・運動(バランス)の調節が上手くいっていない様に見えるが、バランスを司る小脳は、転んで頭を打った程度でダメージは出ない。

・小脳のダメージの場合(小脳失調等)、まだ年齢が若いので脳が発達段階にあり、回復は早い傾向。

・精神的なショック等が原因の場合もある。

・しんどい、吐く、元気がない、等の症状が出た場合は、病院にすぐに連絡する事。



ひとまず緊急性はなさそうなので、まずは脳のMRI画像を撮る事に。


しかしそれがまさかの1ヶ月後…ガーン


毎分毎秒不安な気持ちと闘っているのに、更にここから1ヶ月…無気力長すぎる。耐えられるか。


結果、耐えられませんでした。

この後の数日〜2週間程で息子の症状が加速して悪化し、一刻の猶予も許されないと判断したのです。


病院に紹介状を書いてもらう際に聞かれたもう一つの事。


脳神経外科か神経内科、どちらにかかるか。


心の中でまず初めに思った事は、


え、わからない真顔


どちらも神経と書いてあるし。


先生によると、どちらの科も病気によっては内容がクロスしてくる事もあるし、どちらでもいいんじゃないかと。

どちらでもいいんだ?にっこり


散歩中に頭を打った事がずっと引っ掛かっていたので、外傷があるとすれば外科になるのかな?と言うくらいの理由で、脳神経外科を選択。


しかしこの後数ヶ月かけて、診療科が二転三転していく事になります。