りょーです!


朗読劇「朝彦と夜彦1987」のお話させてくださいー!


ちょっとバタバタだったので慌てないタイミングで書こうと思ったらこんな遅れてしまい🙏💦




さぁ僕にとって初めての朗読劇だったので、勉強するところもいっぱいありましたよ



イメージしていたものは

スタンドマイクにピンスポ

静止しながらのセリフの掛け合い


だったのですンが!


いざ稽古!ってなったらいきなり動きがつき始めて
「(え!こんなに動きがあるんだ…)」


と、心の中でリトル滝澤が焦り始める。
表面滝澤はポーカーフェイスで臨む。




どうやらページのめくり方や視線の持って行き方にも役者さんの個性が出るらしく、、



短い稽古ではありましたが発見の多い日々でした…




朝彦




を、演じさせていただきました。



几帳面で気難しくて屁理屈も多くて。



朝を迎えると、
「朝だなー」と思うやつ。



最高笑



茶を濁して3をつける。




朝彦は自分のことをそう定義していましたが、僕はあまりそうは思わなかったです



やると決めたことはきっちりやる。


親友を救うと決めたらとことん救う。


17の夏。
人としてまだまだ未熟な歳だけど
彼は彼として精一杯その瞬間を生き抜いてましたよね



大人になって再会する17歳の夜彦に
最終的にそんな自分のアイデンティティに気づかされたんじゃないかな。





織部くんの夜彦✨
病んでたなー笑


儚さが半端じゃなくて、

これは演じているのか、織部くんの持つ魅力なのか。


とても引き込まれました。


何故だか同い年の設定なのに、実年齢と同じく年下に見えていて、すごく守ってあげたくなった



「こいつ(夜彦)1人だと心配だからなー」って。










はっ。










そして気付かされた。









朝彦(滝澤)が夜彦(織部くん)に依存していることに。






(あっ。完全に言い遅れましたが、今作は様々な角度で物語を解釈できるので完全に僕の方向から見ています!!)




「朝彦がいないとダメなんだよ」



「俺がそばにいてやらないとな。」



2人は運命共同体


彼ら自身は自分たちのことをそうは呼ばないだろうけど




夜彦が朝が怖くなくなる瞬間。

朝彦のあの決断。



これは言葉通り

「親友」

だと。


ノンフィクションな世界観だからこそより深く胸に突き刺さる



そうまでして交わした約束を果たせなかったことは、言うまでもなく呪いとなり朝彦に付き纏うわけですよね



トラウマとかそういうレベルじゃない

13年間、自己嫌悪が連なり自暴自棄になったこともあったと思う

真面目すぎるが故に。




大人になって17歳の夜彦が現れ


自分の気持ちを吐露した


色んな気持ちがあったと思う


言葉で全てを表すのは無理だけど、僕はそんな朝彦をみて



「良かったね。」



って思いました。



いや、良いわけがないんだけど。



自分の弱さを全て出せたらそれが1番楽なんだ。


罪を償うのとはまた別に、
朝彦はあの一瞬
自分の言葉で自分を救ったんだと思うと嬉しい。



弱いところを全部出せる人は本当に少ないと思う。僕も出せない。


誰にだって譲れないプライドがある。


でもそれが重りになって
枷になって
自分を苦しめてしまうともう手がつけられなくなっちゃうんだね



夜彦のような親友が。大切な存在が。



あなたの周りにも絶対にいる。



いなきゃ僕たちはここまで生きてこられてない。





彼らのこゆーい人生



いや、



"青春"から学んだ。そんな作品でした^ ^





中屋敷さん、菅野さん。関係者の皆様。
この作品に出逢わせてくださりありがとうございます。




ご来場、ご視聴くださった皆様!!誠にありがとうございました!!
織部くん。本当にありがとう。

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配信あるそうなので是非^ ^
☺︎滝澤諒☺︎