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北島式筋トレ塾 最短・最速で究極の身体をつくる (講談社の実用BOOK)

 


 


北島 達也です。
いつもありがとうございます。






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Q.僕はもっとでかくなりたいのですが筋肥大には、速筋繊維で速筋繊維はウエイトを早く上げないと刺激がいかないとおっしゃっていましたが、筋肉に効かせながらゆっくりやることはだめなのでしょうか?

なぜだめだか?知りたいですお願いします。


A. そもそも速筋繊維を、鍛えなければ大きな筋肥大は期待出来ないと言うのが大前提でワークアウトを行わなければいけません。また速筋繊維は無酸素運動で鍛えられます。有酸素運動では鍛えられません。

無酸素運動と有酸素運動の境い目はどこか?それはエネルギー効率が無酸素運動から有酸素運動に変わる時間の長さにあります。最高でも45秒で無酸素運動運動は限界を迎えエネルギー効率が有酸素運動へと移行します。

つまり一回のセットで45秒を越えてしまうと速筋繊維のワークアウトとしては最悪の状態となるのです。そこでスピードを遅くする効かせると言う日本独特のトレーニング方法を行った場合一般的に日本では2秒かけて持ち上げ4秒かけておろすと指導しているトレーナーが多いのですが、、、これを10回行った場合1セットは60秒となり無酸素運動の限界である45秒を、遥かに越えてしまうため速筋繊維のワークアウトとしては話になりません。

つまり筋肥大にたいして有効なワークアウトでは無いと言う事になります。また速筋繊維とは重さだけで無く速さにも反応するため、より速く筋肉を縮めようする事でより強く反応します。ですから見た目の速度がゆっくりだとしても、速く筋肉を縮めようとしていれば速筋繊維に刺激は入ります。ですからどうしてもゆっくりとした動作に見えるワークアウトをしたいなら3回ぐらいしか上がらない超ヘビーウエイトを速く筋肉を縮めようとしても速く動かないぐらいの重さでワークアウトすれば速筋繊維の刺激は充分となり筋肥大に有効なワークアウトになります。

そもそも日本人独特の効かせると言うワークアウトをアメリカのトップトレーナーなどの前で行うとそんなゆっくりやってサボる!と怒られます。(実際私自身が日本式トレーニング信じていた時に言われました)つまり筋肥大する事に日本よりも遥かに成功しているアメリカでは日本独特の効かせるトレーニングは、ただサボってると言う事にしかならないのです。

日本のトレーナーがどんなに効かせるのが良いと力説しようともそのワークアウトを行った結果、アメリカ式(世界標準)のワークアウトを行った場合よりも全く筋肥大して無いので完全に間違えているとしか言いようが無いのです。固定観念とは恐ろしい物です。結果を素直に受け止め真実を受け入れる事が成功するために必要不可欠な条件と言えるのです。





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