古事記・日本書紀(記紀)
本日、京都産業大学の所功教授の古代史に関する講演を聴きに行った。
皇學館大学名誉教授田中卓博士の説を紹介しておられ、濃い内容だった。
http://www.kokuminkaikan.jp/chair/detail20110220.html
芥川賞作家高城修三氏の名も挙がっていた。高城氏の説も説得力がある。
http://www.h2.dion.ne.jp/~taki99/newpage4.htm
古代史では、「神武天皇は実在しない」「古事記や日本書紀なんてつくり話」
といった具合に扱われ、学校の歴史の授業でもきちんと教えられていない。
でも、本当にそれでよいのか? 纏向遺跡がヒミコの遺跡だと言えるのか?
纏向遺跡は、記紀にある第十代崇神天皇の磯城の水垣宮ではないのか。
古事記や日本書紀をフィクションだと無視せず、丹念に読み直してみよう。
誇張した表現も少なくないが、史実も反映され、多くのヒントに満ちている。
古事記 稗田 阿礼 (ひえだのあれ) 太安万侶(おおのやすまろ)
日本書紀 六国史(りっこくし) 舎人親王(とねりしんのう)