あけましておめでとうございます。

久々の投稿です。

 

なかなかネタがありませんでしたが、元旦にメインリグのTS-2000Sが送信不能になり修理ネタができました。

 

新年の挨拶で430MHzでローカルとQSOしてからたまには14MHzでもでてみようかとアンテナチューナーを操作しましたがパワーメーターがピクリとも触れません???

他のバンドも144MHzまでは全くパワーがありません。430MHzのみ正常です。

他の機械で受信してみるとかすかに受信できるのでTXユニットまでは生きてると思われる。

となるとFINALユニットの不良でしょう。

 

とりあえずRF-VTMでチェックするとPre Drive(2SC1971)およびDrive(2SC1972)ではNullで全く出力がありません。加えてコレクターに入れる13.8Vが来てません。

回路図で確認してみます。

チェックすると13.8V供給ライン上にあるヒューズF1(黄色部分)が飛んでいました。

ぼやけてますがF1です。

持ち合わせがないのでガラス管ヒューズに交換してみますがやっぱり切れてしまいます。

 

さて何が原因でしょうか?

あれやこれやと半日ほど費やし原因判明です。

Drive(2SC1972)の片方のベースとコレクターが短絡しておりこれがヒューズ溶断の原因でした。

取り外した状態でヒューズを再度とりつけてから送信にするとヒューズは溶断せず、若干の出力も確認できます。

これが送信不良の原因と思われますが、2SC1972はディスコン品(製造中止品)ではたして手に入るのか?

 

今回はここまで。

 

では GOOD LUCK AND GOOD DX!