ダイアルを回しても周波数が変化しないとのことでお預かりしたIC-731

電源スイッチONで14.100MHzが表示されるが、ダイアルを回しても全く変化しないことを確認。

 

エンコーダー不良と判断し、エンコーダー部の清掃、再ハンダを行うが変わらず。

フォトダイオード発光部と受光部ICの不良と判断し、I-COMにパーツを発注し届くのを
待って交換を行った。

 

作業は簡単だが発光部と受光部の位置に注意しながらパーツをハンダ付けするのがやや大変。抵抗は220から2.2KΩに交換する。

約30分位で交換終了。各コネクター類を元に戻して電源投入。

 

上下にスムーズに周波数が変わることを確認し送受とも問題ないのでケースを戻して修理完了。

 

大分昔の機械だが、とても無線機らしい受信音で心地よいのでしばし7MHzを受信して
修理完了。

 

この頃のエンコーダーは赤外線を用いていたんだなあと時代の流れを感じた次第。

まだまだ現役で活躍できそうです。

それでは GOOD LUCK AND GOOD DX!