実は本当は一緒に来たかった人がいます。
それはもう叶わない夢。。。
一緒に来たかった人とは、高校の時からの親友です。
高校生の時に、カリフォルニアドリーミングや、
ビッグウエンズデーを一緒に観て、
大学入ったら一緒にカリフォルニアに行こう！！
って約束してました。
大学の卒業旅行で西海岸に行くはずが、お互いの卒業が危うくなったりで、
卒業旅行はハワイになってしまって(^-^;
そしてお互い結婚したりして、
カリフォルニアに行く事を約束したことすら忘れてしまってました。
ある日、彼女がガンに侵されていることを知りました。
手術も何回もして、辛い化学療法も気力で乗り切って、
二人の息子のために生きる事を選択し続けていました。
何度目かの入院を知らされた時は、やせ細ってて、
彼女と会える時間が短い事は、誰の目で見ても明らかでした。
私はとにかく会える日は病院に行ってたんだけど、結局彼女の命は尽きてしまいました。
訃報を聞いたのは奇しくも私がアメリカ、しかも西海岸に居る時でした。
所要をすべて投げうって帰国しても告別式には間に合わず。。。
結局彼女を送り出すことは出来なかったのです。。。
最期の姿を見ていないから、ふとどこかで生きているんじゃない？って思っています。
それが彼女のやさしさだったのでは、とも思うのです。
あの日から、すでに15年。
今回カリフォルニアには、一緒に来ているかもしれない、
いや、来てる！と思って涙しました
そういう意味でも、とても大切な土地でもあるのです。