ホテルプリンセスガーデン | TAKAHIRO OKUYAMA 奥山高弘のブログ

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今朝は、弊社保有の区分所有の総会でした。

またもや持分の過半数を占める業者さん議案強硬議決!

泥沼だ

https://diamond.jp/articles/-/313757

 経営が振るわないことをかぎつけ、近年さまざまな不動産業者がこのホテルの「地上げ」に群がっている。土地の所有者は11月1日付で不動産業界では有名な「東京ソックス」(東京都八王子市)から「マーキュリー・ファンド2」(大阪市北区)という会社に移ったばかり。「売買額は25億円くらい」(事情通)だという。

 実はプリンセスガーデンの建物にはホテルとしては珍しく、部屋ごとに分譲マンションのように区分所有権者がいる。そのため、底地には地上権と敷地権が設定されている。区分所有者を取りまとめて、底地と合わせて一体の物件に仕上げられれば、高値でマンションデベロッパーなどが買い取ってくれるというわけだ。「目黒駅至近の立地で1000坪もの広さがあるため、100億円以上で売却できるのは確実」(近隣不動産業者)とされる。

こうしたなかで、あるトラブルが起きた。

区分所有の約3割を

取得したA社

 昨年5月、資金繰りに追われる片岡氏は、区分所有していたホテルの1階レストラン部分と8階の1室を都内の不動産会社A社に合計3200万円で売却した。しかし、今年1月に不正な手段を使って別会社名義でひそかに買い戻し、勝手に金融業者からの借り入れの担保に入れたというのだ。すでにA社は片岡氏らを民事で提訴しており、警視庁に刑事告訴もする構えだ。

 少しややこしいが、A社が説明するトラブルの経緯はこうだ。

 A社は2年くらい前から100人以上いる客室の所有者にダイレクトメールを送り、買い取りのアプローチを始めた。ほどなくして片岡氏からA社オーナーのS氏に「一度お会いしたい」と連絡があり、面会した。S氏と片岡氏には共通の知人が多数いたことから親しく食事をする仲になったという。

 会食を重ねて2カ月ほどたった頃、片岡氏からS氏に資金援助の相談があった。「コロナ禍でホテルの運営経費や地代の支払いがままならない。運営経費は毎月約2000万円、地代は年間8000万円かかる。ほかにB社という大阪の不動産会社から2階部分を担保に借金した1億8000万円の返済もしなければならず、まとまった資金が必要だ」というのだ。

 S氏はこの相談に応じることにした。というのもB社はすでにホテルの区分所有権の約半分を持っており、しかも片岡氏との間に特別な約束があると聞いたためだ。S氏に片岡氏はこう話したという。

「B社には私の依頼で所有してもらっているだけで、B社が所有権を第三者に売却することはなく、自分のみがいつでも買い戻すことができる。B社の会長とはそういう約束になっている」

 A社としては区分所有権をまとめるうえでB社の所有分を買い取ることは絶対条件。それには片岡氏の協力が必要不可欠ということになる。そう考えたS氏は、片岡氏からの資金支援の要請に応じる決断をした。片岡氏とB社の合意には検察OBの大物弁護士のお墨付きもあった。実はこの検察OBが、フジモリ元大統領と片岡氏の結婚をお膳立てしたとされる。

 S氏は片岡氏に支援する資金を捻出するために、知り合いの会社名義で、2階部分を2億円で買い取る段取りをつけた。ところが、片岡氏にはB社に対し、先述の1億8000万円とは別に4000万円の債務があることが、売却の直前になって発覚。それもあわせて弁済しないとB社は2階部分の担保の抹消に応じないとのことから、3000万円超の資金が不足する事態となった。

 そこで今度はA社自身が片岡氏の個人名義だったホテルの1階部分と、片岡氏が住居として使用しているホテルプリンセスガーデン名義の8階部分を合計3200万円で買い受けることで、不足分を賄う算段を付けた。昨年5月25日のことである。

 この結果、A社の所有割合は、知り合いの会社名義分も含めて約27%に達した。しかも片岡氏のB社への借金もなくなり、あとはB社が保有する約50%の所有権を、片岡氏を通じて買い取れば、合計8割の所有権がまとまる――。

A社は片岡氏に対し

刑事告訴の準備中

 S氏がそう思ったのもつかの間、片岡氏はB社からの買い戻しに一向に動こうとしなかったという。

 S氏は以下のように主張する。

 片岡氏に催促しても「フジモリ元大統領の娘の選挙応援で忙しい」などとあれこれ理由をつけて先延ばしにする。しかも片岡氏は、自室の名義をA社に変更したせいで体調が悪くなり、飾ってあるバラもすぐ枯れるなどの異変が起きて耐えられない、名義を元に戻してほしいなどと言い出す始末だったという。

 そのことにS氏はあきれながらも、片岡氏を信じて待ち続けた。だが、今年2月、便宜的にA社の代表取締役にしていた事務員のK氏が退社したことから事務整理をしていたところ、A社の銀行口座に、片岡氏名義とホテルプリンセスガーデン名義の口座から、それぞれ600万円、合計1200万円が振り込まれ、そのうちの1100万円が即座に聞いたこともない会社の口座に振り込まれていたことが発覚したという。

 片岡氏が執拗(しつよう)に部屋の名義を戻したがっていたことを思い出し、1階と8階部分の不動産登記簿を確認すると、案の定というべきか、今年1月21日付で所有者が「PINKプリンセス」(品川区、当時の代表は片岡氏、以下P社)なる会社に変更されていたことがわかった。

 一体、何があったのか。

 S氏によれば、おそらく片岡氏がK氏と結託してA社の代表印を持ち出し、不動産の売却手続きをしてしまっていたというのだ。

 代表印はS氏のクルマのトランク内で保管していたが、急を要する車両の移動などに備えて事務所に合鍵を置いていたという。

 そもそもA社が3200万円で購入した不動産に対し、片岡氏は売買代金としては安すぎる1200万円をA社の口座に支払い、そのうち1100万円は先述の通り、S氏が聞いたこともない会社の口座に振り込まれていた。S氏によれば、K氏が不法に1100万円を取得するために知人の会社名義の口座を借用したのではないかという。しかも同じ1月21日付でP社は1階と8階部分を新興不動産会社系の金融会社に担保提供し、極度額4億円の根抵当権設定まで行っていた。

 これに対しA社は6月17日、P社への所有権移転登記の抹消手続き請求権を保全するため東京地裁に仮処分命令申し立てを行った。実際この間、5月23日にはP社の代表は別の人物に変更されており、いつ物件が第三者に転売されるかわからない。6月23日には処分禁止仮処分が認められ、8月18日には名義を元に戻すようP社と金融会社を相手取って民事訴訟を起こした。

 P社は9月21日に保全異議を申し立て「K氏は名目的な代表ではない」「1階と8階部分の買い取り代金が1200万円というのは虚偽で、片岡氏はS氏の個人口座に2000万円を支払い済みである」などと主張したが認められず、現在本訴で争っている。

 S氏の説明によれば、S氏は自らが代表を務める別法人で宅建業の免許の更新手続きを失念し、免許が失効してしまったため、やむをえずA社を立ち上げたのだが、その際、代表をS氏にしてしまうと免許が下りない事態を懸念してK氏を形式上の代表に据えた。片岡氏もS氏と親しく食事をするなかで、当然A社の実権者がS氏で、K氏に何の決裁権限もないことを知っていたという。

 A社はあわせて、K氏と片岡氏を警視庁に刑事告訴する準備を行っている。特別背任罪、公正証書原本不実記載・同行使、共同正犯に該当すると判断している。

 なお、ダイヤモンド・オンラインは片岡氏の代理人に対して質問状を送ったが、期日までに回答はなかった。

「ペルー元大統領の妻」絡む泥沼トラブル、都内・目黒のホテル売買で騒動

DIAMOND.JP

「ペルー元大統領の妻」絡む泥沼トラブル、都内・目黒のホテル売買で騒動

ペルー元大統領の妻が経営する都内ホテルの不動産売買を巡り、トラブルが起きていることが判明した。今後、同妻らが刑事告訴される可能性も高い。