もうやめて
公式じみた
二次創作
ー 正岡子規 ー
【子規もpixivに惑わされ、この表情】
ども!
北都整骨院の中田です。
今回はかの俳人の句から始めてみました。
上記の句は、例の《柿を食った後》に閃いたと伝えられています。子規の時代にも既にpixivあったんですね。
しかし、本当に公式みたいな二次創作には私も困っているんですよ。「え?あれ公式じゃないの!?」みたいな。
pixivの野郎にはまだ言いたいことがありますが、今回はこのくらいにしておきます。
ということで今回は、前回からの続きで、マッサージガンで私が実際に行っている施術操作と、考えられる効果をお伝えいたします。
・マッサージガンとは
ここ数年で急激に普及した振動系マッサージ機で、従来の振動機器は回転または横振動であったのに対し、このマッサージガンは縦振動する。
これによって、筋肉に対して垂直方向の圧とインパクトを与えられるのが特徴です。
・当院でのマッサージガン
当院でもマッサージガンを使用しており、割と積極的に施術に取り入れています。
院で使うからプロ用の特別な物…とかではなく、普通に市販されているマイトレックス リバイブ ミニという機種です。
【↑コレね】
これで全く問題ありません。というか、他のメーカーの物をいくつか使ってみましたが、これが一番いいです。本当におススメ。
主に筋膜に対するアプローチに使用します。
・使用方法と注意点
マッサージガンの基本的な使用方法は、体に対して機器を垂直に当て、縦方向の振動を入力していく。
というものになります。
ですが私の場合、実際に施術で使う際は、垂直に当てるよりも《水平に当てて移動させる》ことの方が多いです。
この理由は後程お伝えします。
注意点として、水平方向の圧は正規の使い方とは若干異なりますので、機器への機械的な負荷にはご注意ください。
意識としては、本体は手を添えて進行方向に軽く押してあげる程度、アタッチメントを押さえる側の手で体に圧をかけてあげると機器への負担が少ないと思います。この方法で数年間使用していますが、当院では現在のところ故障等は起きていません。
※この方法で使う場合、自己責任でお願いします。
・効果とその理屈
①垂直圧
【↑体表面に対して垂直に当てる通常の使用方法】
通常の垂直方向で振動を与える場合、手で行うマッサージ(手技)で言うところの叩打法(叩く)と振戦法(震える)の効果が得られると考えられられます。
これは筋肉とその周囲の軟部組織(腱とか靭帯と思ってください)を柔軟にして血流を改善さる効果があります。
また筋膜リリースとして、筋肉の表面を覆う筋膜を構成するタンパク質の配列を圧によって正常に戻すことで、痛みや姿勢の改善が望めると言われています。
②水平圧 (対比の為、便宜上そう呼称する)
【↑体表面に対して水平に当て、滑らせる方法。この時、本体には手を添えるだけで、ヘッド部分に上から圧をかける。】
で、先ほど述べた当院がなぜ水平方向での圧を多用するか?というところなのですが、まず、水平の振動圧でも垂直圧と同等の効果は得られると考えられます(叩打法は無いかも)。
そして筋膜リリースの観点としてなのですが、『垂直方向の圧をかけると筋膜を構成するタンパク質の配列が正常に戻る』という部分が、理屈として私の中で疑問に感じるからです。
筋膜リリースの目的は、筋肉の表面を覆う筋膜が、ケガや繰り返しの機械的刺激(仕事で同じ動作を繰り返すなど)が原因で生まれる不要なタンパク質(瘢痕組織・スカーティシュー)によって筋肉・筋膜間の滑らかな動きが阻害され、それが可動域の制限や痛みを起こすので、問題のある部位にマッサージやストレッチなどの手法を用いて本来の機能を回復させることです(諸説有)。
ここで注目していただきたいのは、機能を阻害する瘢痕組織を除去することが《上から押す》施術で可能か?ということです。
各種論文を読み解くと、《筋膜を構成するタンパク質そのものの均整が崩れることで痛みを発する》とするものと、《筋肉と筋膜の間に発生した瘢痕組織が各組織の可動性を阻害し痛みを発する》とするものがあります。
両者は何を言っているかというと、前者は筋膜そのもののトラブルで、後者は筋膜に異物が付着したことによるトラブル、という違いです。
私としては後者の説を推したいと思います。
その理由として、上記どちらの説が正しいとしても、垂直な圧で崩れた組織を戻せるとは思えないからです。
布でもビニールでもいいのですが、イメージしてみてください。
クシャっとした膜をピッと伸ばすためには皆さん何をしますか?
縦や横に伸ばしますよね?
それと同じ理屈です。
マッサージガンを体表面に対し水平に当て、アタッチメント部分を上からグッと圧をかけながら移動させます。そうすることで筋膜を伸ばす方向に力が加えられると考えています。
さらに言うと、軟部組織の柔軟性を高める際、ある程度の熱が必要となるのですが、これも水平に当てた方が摩擦熱を生じやすいと言えるでしょう。実際にマッサージガンを水平にかけた後の皮膚は熱を持ち赤みを帯びます。熱が必要な理由は、先述の瘢痕組織をゲル(固めの液体)からゾル(柔らかい液体)へと変化させる必要があるからです。氷と同じで、冷たい物は固まって、温かい物はシャバシャバなのって何となくイメージできますよね?この変性を《ゾル-ゲル変換》といいます。
気が付けばめっちゃ長々書いてしまいましたが、このような理由で当院では水平での圧でマッサージガンを使用しています。
小難しく書いていますが、やることはマッサージガンを横に倒して当てるだけなので、セルフケアでも部位によっては簡単に行えると思います。
お試しあれ。
一応こちらに今回おススメしたマッサージガンのリンクを張っておきますので、興味のある方は使ってみてください。
何度も言いますが、この機種は本当におススメです。
あと最後に、まじめな話ばかりしたせいか酸素が足りなくなってきてるので、一回くだらない事言わせてください。
ポコ〇ン☆
あー、酸素入ってきました。
危なかったです。
まじめな話は無呼吸でしてますんでね。
ポコペンの可能性も残しつつと言うことで…。
信じられないだろ。整骨院のブログなんだぜ。これで。
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