診断士って食えるのか食えないのかについての私見⑥
この前、Aさんに会ったときにも話したんだけど、
先に施せるもんは、施すんだよって話をしました。
特に、仮に師匠にしたって、
単に師匠からテクニック学ぶだけに主眼を置いちゃ、
面白くないわけで、
それこそただの「かばん持ち」になってしまう。
かばん持たせてくれるだけありがたいわけで、
吸収するだけじゃ、まずいと思うのね。
吸収する以前に、自分が貢献、与えられるものは何かを
考え、見つけ、行動する、
与えるって言い方も口幅ったくて、
もらっていただくの。
何も師匠だけではない、
お客様、同期、役所の方、銀行の方、
自分とつながりがある方には常に、
自分は何を与えることができるのか、
そっちを先に考えるの。
そして、行動に移す。
さらに一番大事なのは、
与えることができて当たり前であって、
見返りは全く期待しない。
喜んでいただければ、もうそれで120点。
食える食えない言ってるときに、
どうしても収入のことが頭よぎる。
だけど、それが先立てば先立つほど、
食えない食えない言ってる寂しい診断士。
おいらそれは当たり前だと思う。
だって、そういう人に限って、
人に与えてないんだもん。
もらいっぱなし。
たとえ師匠に付いたところで、
吸収しっぱなしってのはまずいと思うの。
もっといい弟子来たら、きられちゃうよ。
じゃあ何が与えられるの?
診断士1年目、独立したてで
右も左もわからないっちゅうのに
何が与えられるの?
いっぱいありますよ。
究極、自分が稼がなきゃいけないのを
差し置いて、
師匠がさらに幸せになっていただくにはどうしたらいいか、
診断士として、考える。
あ、いっとくけど、
師匠をSWOTしてとかはだめよ(笑)
そんなこと弟子に望んでないからな。
ただその与える感覚が先立ってくると、
そう遠くない時間軸で、利子ついて返ってきますよ。
それが収入です。
与えよ、されば与えられん。
何もおいらが言わなくたって、古から言われてることでしょ。
何が与えられるか。
お金を与えられるのが最もわかりやすい。
要は、相手を稼がせてあげる。
でも、最初はそれも難しいしょ。
お金が難しければさ、現物支給でもいいの。
自分の知識を与える、
いつも笑顔で気持ちいい挨拶を与える、
謙虚さやひたむきさを与える、
自分の労働時間を与える、
知恵ある者は、知恵を出せ、
知恵無き者は、汗を出せ、
エトセトラエトセトラ、
与えられるものなんて、実はきりないでしょ。
おいらが最近常に考えているのは、
おいらがお客さんを相手に紹介して、
相手を幸せにして、お客様も幸せになるように。
これは常にアンテナ張ってる。
最近は、実が結ぶようになってきた。
やっぱり、利子ついてきますよ。
とっても、ありがたい ありがたい。
もらうことだけに視点を置くと、
貧しくなっちゃうよ。
まずは、与えなきゃ。