診断士って食えるのか食えないのかについての私見④
診断士が食えるのか、という問いについて
これは言い換えれば、その上のカテゴリーとして
そもそも独立して食えるのかって問いがあるんでないかと。
今、1ヶ月に生活支出(食費 光熱費 家賃 などなど)
があって、
それに対して収入がプラスであれば、
そもそも食えます。
誰かの成功本かなんかに書いてありました。
つまり生活支出が
食費3万 光熱費2万 家賃7万 遊興費その他3万として
収入が15万としたら トントンですね。
月に16万稼げば食えます。
なんか不満ですか?
不満でしょう。不満でしょうな。
中小企業診断士を取るような方というのは、
すでに企業内においてぼちぼち稼いでる方でしょう。
既存の年収とてんびんをかけて、
食えるか食えないかってことを言いたいわけです。
だから究極の意味で食えるか、食えないかじゃないでしょ。
「診断士として独立したときに、
今の生活よりさらに上の生活水準をとなりうるか」
これが正しいでしょ。
食えるか食えないかじゃねえよ。
家族もある人、進学控えた子供が居る人、
一人自由な人、
それぞれ最低支出のラインはある。
ただ月17万程度だったら、
なにも、バイトなり副業すれば、食えるんだよ。
診断士一つで食うようになるには、
時間もいるでしょう。
その間のつなぎだって、独立の醍醐味じゃないかな。
独立しなければ得られないものってあります。
サラリーマンと違って、
訳わからんことを上司に指示されることもありません。
変な後輩にあたることもありません。
師匠のいう事に従わなければといったって、
そもそも師匠は選べます。
時間も自由、休みも自由。
仕事のスタイル自由。
自分が、こうしたい、これが正しいと思えることができる。
その結果がダイレクトに報酬に繋がる。
全ては自己責任。
ただ、野たれ死ぬ自由も隣り合わせ。
おいらは、ほんと独立してよかった。
収入より何より、この自由な感じがたまらない。
今まで働いてた中で、一番ストレスがない。
当然お客様商売だから、
お客様からのプレッシャーがある。
でもそんなのは、当たり前だし、
そもそも納得できるからね。
どうしても理不尽であれば断れるしね。
もっとも、そんな理不尽なお客様なんていないし。
診断士は1000万稼ぐの平均ですだなんて話もある。
単純に顧問収入 補助金手続き
経営相談 資金繰りお手伝い 執筆補助などなど
いわゆる診断士的、なことだと
イカねえような気がする。
ただちょっと工夫、プラスアルファがあると
いくような気もする。
それらは幹であって、
枝葉を一気に広げるようになって、
初めていくようなイメージはあるね。
単純にいえば、セミナー打てるくらいになると、
稼げるみたいですよ。
最初は手探りでしょう。
でもその中から、「食える種」ってのは出てくる。
その種は、過去やってきた自分の積み重ね
経験、テクニックから派生する。
その種に気づくか気づかないかは、
センスなのかなあ。
自分の何が活かせるのか、
常にアンテナです。
診断士ってのは、
それ単体ではもやっとしてるんだけど、
自分が今までやってきた経験とくっつけたとき、
面白いことが起きるような気がするね。
それは副業でも良いし。
自分の技術でも良いし。