コップの中の水の量 | 失業から中小企業診断士への系譜 第4楽章~finale~

コップの中の水の量

よく



コップに半分の水が入ってて



もう、半分しか残ってないってとらえる人ガーン



まだ、半分も残ってるととらえる人ニコニコがいるって



いいますよね。



あたし自身、



昔は前者でしたが



今は、はっきり後者です。







今日訓練校でこういうことがありました。



授業中、ある女の子が就職活動で、



あたしに、就職活動のアドバイスを求めてきてて、



グループディスカッションが初めてとのことで



どうしたらいいか、聞いてきたんですね。



特にディスカッションのテーマも決まってないとのことで、



あたしは、



「せめて、当日朝の新聞はしっかり読んだ方がいいよ」って



言ったんです。



そしたらその子



何を思ったのか、



「わたし、こう見えても中学時代からちゃんと毎朝新聞読んでるもんプンプン



「なんか小ばかにした感じがするプンプン



と、のたまふではありませんか。








なんか、こういうやりとりは、



俺自身の人生の中で



何度となく、起こってきたことなんです。



最初は、こういうことが起こると反省しましたよ。



俺の言い方、慇懃無礼だったのでは、



上から目線になってたのでは、とか。



時には謝ったりしてね。



でも、



後になって、



やっぱりおかしいよって思うことばかりで、猛烈に怒りが芽生えてくる。



そもそも、悪意がないのに、こちらの悪意を指摘されてくるのだから



言いがかりもいいところなんですよね。



納得いかないから、



いろんな心理書読んだり、コミュニケーション本を読んで、



俺の中での、一つの結論が出たんです。



こういうとき、



相手の性格において、



著しくコンプレックスや劣等感を抱えている場合、



こちらの投げた言葉を、



こちらが思いもかけないマイナスで



キャッチして、敵意を向けてくることがあると。








話戻して、



少なくとも、俺はその子が新聞読まなそうなだなんて



まったく考えてなかったし、そもそも読んでようが、



読んでまいが、関係ないし、



自分のグループディスカッションの過去の経験から、



当日の朝の新聞は危険だぞって



こちらとしては、親切心で言ったんです。



それを、あろうことか、逆手に取った訳です。






昔は、それでも取り繕うとしました。



こんな状況でも、好かれようとしたわけです。



しかし今は、こういう状況の時は



毅然とした態度を取ります。



なぜなら、



そうすることが、



自分自身の心を守ることに、つながるからと知ったからです。








毅然とした対応を取った、



次の授業の体育では、



もう彼女はけろりとしてて、



一緒のチームで大爆笑しながら、



バレーボールしました。サッカー