全経上級簿記と中小企業診断士財務のコラボ
お勉強のお話どす。
GW明けからは
上級簿記の過去問を始めました。
やってみて、びっくりくりくりです。![]()
いきなりですが、
第138回工業簿記、原価計算の問題。
ででん![]()
原価計算部門
問題1
は長いので割愛します![]()
でも中身は、
DCF法 配当割引D/R、一定成長モデルD/R-g、
評価計算ですね。 3.5億円のFCFの各経済事象パターン
(一定FCFのとき、●%成長FCFのとき、ミックスしたとき)
でいくらになるか
てな感じです。
問題2
加重平均資本コストを計算する場合、時価評価された長・短有利子負債、
自己資本を重みづけに使って、平均資本コストを計算する。
次の資料に基づいて問いに答えなさい。
計算に当たっては、計算過程を明示しなさい。1%未満第三位四捨五入。
P社貸借対照表 (百万円) |
||||||
| 現金 売買目的有価証券 | 240 | 支払勘定 | 288 | |||
| 受取勘定 | 480 | 短期借入金 | 672 | |||
| 棚卸資産 | 120 | 長期借入金 | 4320 | |||
| 固定資産 | 5400 | 自己資本 | 960 | |||
| 6240 | 6240 | |||||
P社では短期借入金に対して年4%、長期借入金に対しては年3%の
利息を払っている。
P社の株価時価は期末時点で800円であり、
発行済み株式数は、200万株である。
またP社の期待収益率は、6%と推定される。実効税率は40%である。
問1 P社の自己資本の時価評価額はいくらか。
問2 有利子負債 自己資本の時価評価額はいくらか。
問3 税金を考慮に入れない場合のP社の加重平均資本コストは何%か。
問4 税金を考慮に入れた場合のP社の加重平均資本コストは何%か。
問題3
投資の評価手法である、内部収益率法の問題点について、簡潔に述べなさい。
これで、工業・原価計算試験の50%分です。
あと工業で20%とれば、
この教科はオッケーです。
診断士財務得意な方なら、
ニンマリしてしまうと思われ。
あたしは財務はそんなに得意ではないのですが、
問題3の論点なんか、
ずばり、診断士1次の過去問ですしねえ。
これは、全経上級初過去問ながら、15分で全部解けました。
あとの1時間15分は、工業簿記に回せるわけです。
診断士試験は、
この辺からネタ拾ってくんのかなあ、
と勝手に想像してしまいました。
でもでもですね、
原価計算や会計学は診断士とコラボしてる印象なんですが、
肝心の工業簿記、商業簿記は、
さすがに時間がかかります。
やはり、その辺は上級です。
原価計算を武器に、
7月は受かりたいものだ![]()
今日は午前中は上級簿記
午後は診断士、H18事例Ⅲ、解説講義DVDをやってました。
これからもうちょい、簿記やります。