出会いかもしれない | 失業から中小企業診断士への系譜 第4楽章~finale~

出会いかもしれない

今日、地元の就職説明会に行ってきました。



新卒向けなので基本的にはお門違いなんですが、



そこには中小企業同友会のブースがあったので、



そこでどうしてもお話聞きたくて、行ってきたんです。



自分の年齢は第二新卒もかなり過ぎてますが、



診断士目指している自分には、



業務からからしてとても興味あるところでして、



門前払い食っても、せめて無理を承知で



履歴書と職務経歴書だけでもおいてこようと思ってました。




















さてさて



いざ現場に着いて、



早速ずけずけと同友会のブースに行く図太さもなく、



ワンクッションおいて、



既卒者もとるという



地元の楽器販売会社のブースに冷やかし半分で



まず座ったんです。



久々だったので、場慣れの意味も込めて。



地元と言っても、都道府県レベルでは1,2位、位のところです。



そこでは、たまたま常務さんもいらっしゃり



緊張気味の新卒さん達にまじって、冷やかし半分のお気楽な自分と



常務さんとで、会社紹介が始まりました。



気さくな常務さんで、



とりあえず全員一通り終わった後、



なぜか、



別に二人で話をしようと、コーヒーに誘われました。



どうも、自分が学生桶出身で、チェロ弾きだったことと



29歳という年齢がむしろ興味を持ったらしかったんです。



あ、30代が薄い会社なのかなとか思いつつ、



せっかくなので、



たまたま余分に持っていた職務経歴書をお渡しし、



自分の流通店長人生と、診断士を目指しながら



今は職業訓練校に通っている話を



常務さんに話しました。



そうしましたら、



なんと、その常務さん、



社労士と、行政書士他の資格を持っているとのこと



びっくりしました。



しかも、元新日鉄の社員さんで、最初独立志向だったらしいんです。



おかげで、ロビーの喫茶店でのお話が弾みました。



他の方のブログを見ててもそうですが



資格目指す方というのは、やはりどこか自分と気風が似ています。



いろいろ会話も弾み、



そのうえで、常務さんは、



楽器弾きとして、



音楽に携わった人間として



流通店長の経験者として、



そして、経営に参画できるスキル持ちうるとして、



将来の経営幹部として、



世代交代役になってくれないか、



というお話を頂いたのです。










あまりに、唐突でびっくりしました。









そして、採用は来年4月まで待ってくれるとのこと。



つまり



診断士の次の養成課程募集と教育修了or2次試験終了と




2、3月の診断実習までの時間が十分取れるんです。






自分が好きな、チェロがこのさき存分に弾けて、



なおかつ



診断士が取れるにしろ取れないにしろ、



過去から培ったスキルを活かして、



経営に参画できる人材として活躍してほしいという。



それを、社労士や行政書士の国家資格を持っている方に



つまり、過去に自分の似たようなモチベーションを持たれていた方に



直接言われたことが、



本当にうれしかった。







これが、タダの楽器屋さんの



普通の常務さんだったら、



たぶん返事は、考えときます止まりだったと思う。



でも、過去に自分と似て国家資格を目指し、



実際に資格を持っている常務さんに誘われたこと、



そして好きなチェロやオーケストラができること



(なんと、その会社は、この夏にフルオーケストラを持つという)



これが、ものすごく心に響いてしまいました。






GW明けに、ぜひ社長に会ってほしいとのことで、



この先のアポを正式にとりました。



すこし、描いていた自分のキャリアプランと変わるけど、



なんだか、



一気に道が開けてきた感でいっぱいです。








ちなみに、新卒採用の中小企業同友会のブースには



結局行きませんでした。べーっだ! 



なんだか、そんな話聞いたら



急に色褪せてしまって・・・・






とにかくGW明けに、もう一度お話を聞いてきます。