なぜSWOT分析をするのかという問い
おはよーござマース。
かたーい診断士試験の話です。
TBC受験研究会の勉強が少しずつ進んできました。
感想として、
TBCは「コンサルタントとしての視点育成重視」といった感じです。
合格するまで、ではなく、
合格してその先を見据えた
2次学習といった感じです。
その中で、感動だったこと。
なぜ、SWOT分析をするのかという自分の問いに
DVD講義中に答えてくれたことです。
これは、LECでの2次学習中にもずっと疑問だったことなのです。
というのは、
与件から、企業の内部強み、内部弱み、
外部機会、外部脅威に分けるっていうのは
わかるんですが、
分けてから、
たびたび、弱みだと自分で判断したものが、
裏を返せば強みだったり、機会だったり、と
ずれることが度々だったんです。
LECのある先生は、SWOTしなさい、
4つに色分けしなさいというが、
色分けした時点で、自分の方向性と
回答方向性が思いっきりずれることが
たびたびあったんです。
だから、途中から色分け止めてしまったんです。
むしろ色分けすることで、
自分の中で与件に対する固定イメージができてしまい
柔軟なドメイン設定しづらくなる。
結局そのときから、マーカーは一本しか使ってなかったのです。
何度か、過去問を繰り返すうちに、これは弱みだけど実は強みだろう、
とか、頭の中の暗黙知だけで解いていったほうが、点数が高かったんです。
だから、途中から、明確なSWOTをあえてしなくなりました。
SWOTから、過去の企業ドメイン洗い出し
→将来的な企業ドメインへ
設定するいうのはわかるんです。
しかし、その過程部分の思考法や、
どのフレームワークをあてはめていくかを
LEC時代では育てることができなかった。
その過程部分を、TBCの2次学習の初期設定で
やってくれている印象です。
正直、目からウロコデス。
中でも一番感動だったのは、
ずれてもかまわないから、SWOTしてくださいと
言ってくれたことです。
ずばり、自分向けのメッセージでした。
仮にSWOT設定がずれたとしても、
そのずれを、各種フレームワークで
修正選別し、経営課題を出していくという
メソッド、
2次学習の霧が、ひとつ晴れた気がしました。
そして、そのメソッドは、
試験合格後の実際の診断場面でも使う、
ということを、
はっきり言い切っていた姿勢に、
頼もしさを感じました。
企業経営理論に出ててくる
SWOT
ドメイン
VRIO
5FORCES
PPM
アンゾフのベクトル
このあたりの知識が、いかに2次学習に有機的に
結びついていくかを考えて
1次学習できるかを、
早い時期に考えられれば良かったと考えます。
1次はどうしても、上記キーワードの
せいぜい図の暗記まででしたから。
実際に2次事例と、どのようにつながるかを
早い段階で学習できれば、
1次終了後の、2次学習で
一気にダッシュかけられたのかもしれません。