お子さんが起立性調節でお悩みという親御さん

 

 

 

努力家

いい人

頑張り屋さん

 

ご自分はそのようなタイプではありませんか?

 

 

であるとすれば、お子さんが

その子らしく生き生きと元氣に過ごせるようになるには

 

親御さん自身の中にある「こういう人でなければならない」という意識を手放すことが鍵になるかもしれません

 

 

 

 

私の母は、小さかった私のことをいつも「頑張り屋さん」だと褒めました

 

私の通知表に「頑張り屋さん」と書かれていたことがとても嬉しかったようで

 

よく「頑張り屋さんのともこちゃんだから・・・」と嬉しそうな顔をして言いました

 

 

 

親の言葉や喜ぶ顔は

子どもに「そういう人になってほしい」というメッセージを伝えます

 

 

「頑張る人になることが母の喜ぶこと」という意識が

私の中に、確実に刷り込まれていきました

 

 

もちろん母自身もとても頑張る人です

 

 

こうして私は、「めちゃめちゃ頑張れる大人」になりました

 


 

 

 

やがて母となり、私が子どもを育てることになったとき

 

子どもに見せていたのは

私の母と同じように

頑張れることだったのです

 

 

 

私は普通にしているつもりでも

他の人から見れば非常に頑張っていたのでしょう

 

 

娘が体調不良で学校に行けなくなる直前の、担任の先生との面談で

「お母さんも頑張っているから、私も頑張らなくては・・・」と言っていたと聞きました

 

 

娘の場合
 

自分の目標を高く持ち

それに向かって頑張ろうとする

 

 

けれども自分で上げたハードルの高さに圧倒され

自分はダメだと一人おちこむ・・・

 

 

そんなふうに自分で自分を追い込んで

体調に影響が出てしまうことがよくありました

 

 

 

 

 

 

私たち親の世代は、頑張ることができる世代です

 

自分の体に多少の無理を強いても

感情に蓋をしてでも

何とかやって行けるのです

 

 

 

ところが、子どもの世代は自分の本心と体が直結している New タイプ

 

 

 

頭ではやらなくちゃと思っても

自分の本心が「ムリ~」と感じれば、その違和感は体のどこかが代弁することになります

 

 

 

それは時として病氣のような身体症状として現れます

 

 

本質的には真面目で、何事も一生懸命やろうとするタイプなので

 

 

頭では「頑張れる自分」でいようとするのに

体や心がついていかない

 

 

そんな自分にダメ出しをしてしまうことで

本来であれば体調は良いはずでも悪くなってしまう

 

 

こうして、体調の悪い時が増え

余計にこじれてややこしいことになるのです


 

 

 

そもそも、初めのうちはまだ自分の体調がどういうときに悪くなるのか、そのパターンや

 

 

自分の体調が悪くなることに、思考が関係していることすら氣づいていないのが当然です

 

 

どのように過ごしたらいいのかもわからず、ただダラダラしてしまうことだってあるでしょう

 

 

 

 

その一方で親世代はといえば・・・

 

 

子どもが頑張っている様子を見れば安心するのですが

頑張っていない子どもたちを見ると

 

「もっとできるはず」とか

「怠けている」様に思ってしまい

 

見ると心がザワザワ

 

つい口をはさみたくなってしまいます

 

 

 

 

 

けれど、もう

ず~っと頑張り続けるとか

 

 

頑張ることに意味があるという時代は終わりました

 

 

 

 

というか、それすらも

私たちがそのまた親の世代から刷り込まれた思い込みでしかありません

 

 

 

 

 

ON  と  OFFがあったっていいのです

 

 

 

 

「24時間働けますか」 なんてキャッチコピーが流行った時代とは違って

 

 

社会に求められる人になるために

自分を殺して燃え尽きるまで頑張るなんて

今はありえない

 

 

 

 

燃え尽き症候群だとか

過労死だとか

 

 

みんながそういうことを危機として感じていれば

 

 

 

これまでに動物が進化してきたように

人間だってそれを避けるように進化するはず

 

 

 

今の子どもたちが、ずっと頑張れないのは

人間も進化したからかもしれません

 

 

 

 

常に頑張り続けるのではなく

 

 

自分自身で頑張るときとそうでないときを、上手に使い分けられる人になることが

これからの時代は大切になります

 

 

 

 

だから

子どもの頑張っている姿を見て安心しちゃう親御さんは要注意

 

 

 

今はちょっと氣持ちが乗らないからダラダラしたい

というときがあることを認めてあげないと

 

 

子どもはすべて体調が悪いせいにせざるを得ない状況になってしまいます

 

 

 

元氣だけど  ダラダラできる

 

 

元氣だけど  何にもしない

 

 

そういう時間があってもいい

 

 

そのことを

 

頑張り続けてしまう親自身が認めていければ

 

 

子どもの体調が悪い時間は少しづつ減っていきます

 

 

 

 

 

 

ずっと頑張ることに何の意味もありません

 

 

親世代はその意識を書き換える必要があります

 

 

 

 

ただやみくもにずっと頑張ることよりも

 

自分がどういう氣持ちであるのかを感じとって

 

だったら自分はどうするか

 

どう過ごすか

 

といったことを自分で決められるようになることの方が

ずっとずっと大切なのです

 

 

 

 ★自分で決めて休める様になると、体調の悪い日は減っていきます↓

 

 

 

 

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